MSO224 「奇跡物語」外篇224 さとるの人生計画と現実の人生④ 青年期( 高校時代)

「奇跡物語」

・小説「奇跡物語」の第二篇『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)は、2021年7月21日公開の[神の愛を感じる]で完結しました。
・第三篇『創造の法』篇(新しい経済学の創造)は2021年9月以降に公開予定です。
・それまでは、「奇跡物語・外篇」の配信をします。

・前の記事で、「自分の心のなかに真理を発見することによって矛盾した問題を解決することが人生の目的である」という話をしました。この真理の実証として、「さとるの人生計画と人生の歩み」を紹介します。

[さとるの人生(青年期)]

高校のころ - 人生の悩み、情報の収集、遊びの体験(心を耕し、種をまく)の続き

[仙人的部分]
・都会のど真ん中の高校に通い、かつ、高校1年のとき学生運動で学校閉鎖になって、自由な時間が与えられた(半年近く)。毎日好きなことをしていながら、いろいろな経験をして情報も集めることができた(仙人部分の成長には、この経験が大きかったと思われる)。学校が再開したあとも、(東大に2~30人入る受験校なのに)学級崩壊していて、授業を受けている時間よりも、外で遊んでいる時間の方が長かった。成績はふつうに悪かった。
(さとるも矛盾していたが、高校も矛盾していた。さとるは高校3年の時に毎日のように麻雀をしていた。仲間は5人いた。当然のことながらみんな浪人した。そのあと、それぞれ、東工大、早稲田(2人)、立教、中央に進学している。)

[お坊さん的部分]
・劣等感の悩みなどは人並みにあった(勉強ができない悩み、体の悩みなど)。(本人には大きな悩みであったが、実際は、人並みであったと思われる。)その解決や人生の方向性を求めて本を読んだ。湯川秀樹の「旅人」を読み、そこから荘子に興味を持ち、熱烈なファンになり、「道」の存在を信じるようになる。トルストイ*やヒルティ*のものもよく読んだ。

*トルストイ、ヒルティ―:幸福の科学的にはイエス様と関係のある魂と考えれれている

(無神論であったのに、さとるが、なぜ、ヒルティを読めたのか、トルストイをどのように読んでいたのかはよく覚えていない。キリスト教の愛は偽善のような気がしてあまり好きにはなれなかった印象がある。)
(矛盾しているのだが、本を読むのが好きなわけでもなかった。難しくてよく分からないものを我慢して読んでいたところもある。ただ「わからないものをわかるようにしたい」という気持ちはあった。これが、最大の長所かもしれない。)

・大学受験は当然のことながら失敗し、浪人生活を送った。他の浪人生に比べたら気楽な浪人生活だったかもしれないが、それなりに悩んだ部分はあったと思う。

<反省と教訓>
・さとるの体験していることは、(受験勉強をして東大に入り、その後、本人は悩みながらも、はたから見ているとエリートコースを歩んでいる=嫉妬し、嫉妬される存在ということで)主の体験話と一致することも多い。真逆のことも多い。どちらにせよ、「体験しているからわかる」と感じることが多い。人生には「主体的に生きて体験すること」と「主体的に本から学ぶこと」の両方が大切であると考えられる。(体験をしていると、真理を方法論ではなく、魂を磨くための本質論として受け取ることができる。*

*体験していることは魂でわかる⇒本質論として理解できる⇒みんなに伝えたくて伝わらない部分がこの部分かもしれない。⇒ここが、先生が自分のお子様たちに違和感を感じている部分のような気がするし、過去世に名のある若者が本来の使命を果たせていない理由なのかもしれない。

(8月25日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
をご覧ください。

第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
弁証法的投資法を実現してユートピアのモデル(新しい経済学)の創造に向かうサトルたちの姿を描く予定である。