MSO347 「奇跡物語」外篇347 映画「宇宙の法」を考える⑦ 人々は、なぜ、「鬼滅の刃」には感動するのに、「宇宙の法」に感動しないのか

「奇跡物語」

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは、現代のダビデとなるべく「エロ―ヒムの本心」、『エロ―ヒムの降臨』、「今、メシアが語るべきこと、なすべきこと」に込められた主の御心を実現する道を探る。

ここでは、第三篇の底に流れる考え方を紹介するために、映画「宇宙の法」についての話をします。

 🙂  「鬼滅の刃」には感動するのに、『宇宙の法』で感動できない理由

・「人びとは『鬼滅の刃』に感動するのに、映画『宇宙の法』では、なぜ、感動しないのか?」 この記事は、はじめは、このテーマで書く予定でした。しかし、熱心な信者さんのなかには、「映画を観て感動した」とか、「涙を流した」という方が結構おられたようです。そこで、「だれが、どのような時に感動をするのか」という一般論から話を始めたいと思います。

・人が感動をするのは仏性が感応したときです。
・仏性というのはすべての人間に共通なものですが、いろいろなレベルがあります。高次元の仏性は人類普遍のものですが、低次元のレベルは多様性があります。一番ポピュラーなのは「自分が愛されたからうれしい」と感じる心です。(つまり、自分に特有なものです。)
・日常生活で言えば、「人からほめられたとき」です。宗教で言えば、「神に愛されている」と感じた時です。勧善懲悪の物語では、「ヒーローが民衆を苦しめる悪をやっつけたとき」です。

・たとえば、「鬼滅の刃」でみんなが感動する理由は、良い言い方をすれば「愛を感じたから」です。ふつうの言い方をすれば「自分を苦しめるものがなくなったから」です。悪い言い方をすれば「自分たちが努力せずに幸福になれたから」ということになります。あるいは、「自分たちを苦しめている成功者が転落してせいせいした」ということも言えると思います。
(そして、この怠け心や嫉妬心が自分が地獄におちいる原因になるのです。それが、「宇宙の法」PartⅢで描かれるのだと思います。)

・映画「宇宙の法」を観て感動された方は「エロ―ヒム様や地球防衛軍の愛の姿」感動されたのだと思います。(これが、どのレベルの愛かは人によって違ってくると思います。)
・私が感動をしなかったのは、エロ―ヒム様の愛は、「そんな(戦いに勝つための、あるいは自分たちだけのための)小さな愛であるはずがない」と思っているからです。
(前回との関連でお話をすれば、「一神教の神としてエロ―ヒム様を考えていた方が感動しやすい」ということだと思います。)

・「エロ―ヒム様は映画で描かれているよりもっともっと大きなご存在である」ということは次の記事でお話しします。

(10月25日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
をご覧ください。