・これは、シリーズTの記事です。
・シリーズTでは、毎年の戦略経典である「法シリーズ」を復習しています。
🙂 『教育の法』の意味
・2011年は、法シリーズとして、前回学んだ『救世の法』の他に、『教育の法』が発刊されています。
・2011年は、民主党政権がまっさかりのときで、3月には、東日本大震災もありました。
・弟子の方で、危機意識が非常に強かった時です。
・その意味で、主は、弟子のニーズに応えるために『救世の法』を説かれた感じがしています。
（主は、結構、みんなのニーズに応えて、説かれる法の内容を決められているところがあります。）
・一方、未来社会の創造に向けての主の本音は、『教育の法』に出ているのではないでしょうか。
（社会改革の基本は教育にあり、人生や国家の創造の基本が教育です。）
（法シリーズの流れに関しては、下に書きます。）
今回の要点
・今回の要点は、次の三点です。
① 未来への創造の鍵は教育にある
・主は、「未来への創造は、教育を考えるところから始まる」と説かれています。
② 教育の本質は真理の探究である
・これも主が直接説かれている内容です。
③ 企業家精神のある子どもを育てる
・主の求めるエリートは、企業家精神のある人です。
🙂 未来への創造に向けて
未来への創造
・『奇跡の法』の第4章では、「未来への創造」というテーマで教えが説かれています。
・「未来への創造」のなかでは、次のように説かれています。
未来への創造は、まず、「真の教育とは何か」ということを問うことから始まります。（p180）
二十一世紀の国家百年の計とは、いまの子供と彼らが親になってできる次の子供、つまり孫の世代と、さらにその子供である曾孫の代までの三代にわたって、いかなる教育理念を維持していくべきかを考えることなのです。それが、二十一世紀の国家ビジョンになるはずです。（p181）
・凡人は、なかなか、孫の代のことや、曾孫の代のことなどに考えが及びませんが、未来創造の鍵は、三代先ぐらいまでの教育を考えることです。
（言いかえれば、教育理念は、今、考えることができる「『未来への創造』の要諦」ということです。）
教育理念を考える基礎
・それでは、教育理念を考えるにはどのようにしたらよいでしょうか。
・「未来への創造」では、次のように説かれています。
ここで、どうしても言っておかなければならないことは、「教育というものの本質は真理の探究であり」ということです。
真理とは「ほんとうに正しいこと」であり、ほんとうの正しさとは何であるかを探求することが教育なのです。（p198）
・未来社会を建設するには、「『真理の探究』を教育の中心に据える」ということです。
・「教育とは真理を教えること」ではなく、「真理を探究すること」なのです。
（ここを理解していないで、人を教育しようとしている人が多い感じがしています。）
（教育される方も、努力の方向性を知ろうとするのではなく、すぐに答えを聞きたがります。）
今回の重要論点
教育とは、「真理を教えること」ではなく、「真理を探究すること」。
・当サイトがチャレンジしていることも、「真理の探究です。」
・「どうしたら、奇跡が起きるのか」「なぜ、奇跡がおきないのか」の探究をしているのです。
:-)企業家精神のある子どもを育てる
・『教育の法』を学んで、私にとって印象的なお言葉は、「企業家精神のある子どもを育てる」というお言葉です。
・『教育の法』では、次のように説かれています。
教育改革については、「学校のなかに、宗教的なバックボーン、信仰のバックボーンが欲しい」ということが一つですが、次に必要なのは、これからの日本を発展・繁栄させていくために、「企業家精神の旺盛な子供をつくっていかなければならない」ということです。（p52）
・主が求める未来社会は「進歩と調和」の両立した社会です。
・宗教的な調和の精神と、企業家的な進歩の精神の両立が必要なのです。
法シリーズの流れ
・法シリーズの流れは以下のようになっています。
2006年の『希望の法』まで 「救済の法」の基礎の部分を固められました。2007年、2008年の『復活の法』『生命の法』 この世とあの世の関係を説かれました。
（主ご自身が復活をされ、救世主年の歩みをはじめられました。）
2009年の『勇気の法』、2010年の『創造の法』 社会改革の運動が本格化し、主は若者に向けて法を説かれはじめました。
2010年 『救世の法』で、救世運動の指針を示し、『教育の法』で、教育の在り方を明確にされました。
2011年以降の法シリーズでは、国師、世界教師としての大川隆法の立場を鮮明にされています。
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