MSO019「奇跡物語」外篇19 エル・カンターレ信仰を考える①

・小説「奇跡物語」の第一篇『鋼鉄の法』篇(火と水の試練)は、2021年1月18日公開の[新たなる決意]で完結しました。
・第二篇『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)は2021年3月1日より再開します。
・それまでは、「奇跡物語・外篇」として、「サトルの体験談と幸福論」の紹介をします。

[エル・カンターレ信仰を考える①]

・人生のほんとうの目的は「エル・カンターレ信仰を深める」ことです。ここでは、さとるの考える「エル・カンターレ信仰」のお話をします。

世界の真実の姿とエル・カンターレ信仰

・さとるの考える世界の真実の姿は「一即多」の世界です。
(「一」なるものが「多」なる事象にわかれ、それが「一」なるものに戻る姿である。)
・これを信じることが、さとるの考える「エル・カンターレ信仰」です。
・したがって、さとるの考えるエル・カンターレ信仰と一般的な通念の信仰とは、次の二つの点で大きく違っていると思います。

① 能動的
・一般に「信じる」という行為は、「教えられたものを信じる」という意味で、受動的な感じがしますが、さとるの考える「エル・カンターレ信仰」は能動的なものです。

・それは、「一」なる御存在であるエル・カンターレからわかれでた「多」なる人間の魂が、「一」なるエル・カンターレに向かう運動だからである。
(仏教ではこれを「悟りへの道」と言い、儒教では「人間完成の道」というと考えられます。)

・つまり、さとるにとってエル・カンターレ信仰とは、真理の探究であり、魂修行の過程であり、仏への道です。

② 矛盾の統合
・「一即多」という言葉自体が「矛盾の統合」を示しています。
(これは、「正」「反」「合」の弁証法的発展です。)

・実践的な言葉に直せば、「魂修行のために地上人生があり、苦がある」、「光を知るために、闇がある」「ほんとうの自分を発見するために、にせものの自分がある」ということです。
(要するに、「一般的常識と真実は真逆なことが多い」ということです。)
(一つの具体例を示せば、戦争のようなものは、人類が間違いをおかした結果の反作用ですが、こうした反作用は魂修行の場としての地球では起きてはいけない悪ではなく、「主の想定内のできごとである」ということです。子供が学校の試験で落第点をとるようなものだと考えられます。)

・「奇跡物語」の第2篇に入り、さとるは、バラバラ(多)に見えていた自分の人生が一つのまとまったものに見えるようになってきます。
・そして、おそらく、バラバラに見えるサンガの動きや、地球の歴史も「エル・カンターレ(真理)のもとに一つである」ことが明らかになってくると思われます。

(2月26日)

お知らせ

「奇跡物語」

至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの青年老人サトルが、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」をご覧ください。

第2篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実) (2021年3月1日 公開開始)

[世界編]:地上で起きている宇宙戦争;米中戦争は米国の敗北に終わり、中国と手を組んだ闇の勢力が徐々に地球を支配しつつある。
[心編]:心のなかの宇宙戦争;サトルは、自分の心の中で「光の世界」と「裏の世界」と「闇の世界」の影響を受けた宇宙戦争が起きていることを発見した。
[伝道編]:サンガのなかの宇宙戦争;サンガは「風の如くの愛」を実現して、宇宙戦争を制することができるのであろうか⁉
[投資編]:心のなかの宇宙戦争の全貌が見えたサトルは、仙人的力を使った短期投資法とお坊さん的力を使った長期投資法の両面で、投資に臨むことにした。

果たして、サトルたちは、心と現実世界の両方で闇を打ち砕くことができるのであろうか⁉

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。

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