MS4221「奇跡物語」416 資本主義の精神のもとにある予定説 

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 2 さとるの場合)

[資本主義の精神のもとにある予定説]

・グラッドウェルの「環境によって天才はつくられる」という説は、唯物論的に考えると、「偶然、環境に恵まれた人間が、運よく天才になれる」ということになる。しかし、これを、霊的に考えれば、「天才は自分が生まれる環境を選んで生まれてくる」ということになる。

・そして、この考え方は、「新しい経済学の創造」において大切な考え方なのである。それは次の三段論法で説明される。
① 「新しい経済学」とは「ほんらいの資本主義」の実現である。
② 「資本主義の精神」のもとにはカルバンの「予定説」がある。
③ 予定説とは、予め計画されていた人間が、この地上に「神の栄光を実現する」という思想である。

・予定説というと、「人生の運命が予め決まっていて努力の余地がない」というように聞こえるが、ほんとうは逆なのではないのだろうか。つまり、「予定された人間は使命実現のために努力をすることが必要である」という思想なのだと思われる。
(予定されていなかった人間はどうすればよいかというと「過去世の努力が足りなかったこと」を反省して、「来世天才として生まれるために努力をしないさい」ということになる。)

・したがって、「新しい経済学の創造」の要諦は、予定されていた人間を発見し、努力の機会を与えることである。

(ありていに言えば、現在の幸福の科学の停滞の原因は、「本来予定されていた人間が予定されていた努力をしてこなかった」ということなのであろう。)

(6月29日)

「奇跡物語」第四篇 第2章 2 さとるの場合

⇒[さとるの場合]
⇒[投資ファンド設立のインスピレーション]
⇒[「信仰と富」について]
⇒[なぜ、「信仰に基づく奇跡」が起きないのか]
⇒[「信仰に基づく奇跡」を起こす方法]
⇒[「天才!」]
⇒[環境、文化が生み出す天才の例]
⇒[資本主義精神のもとにある予定説]
⇒[神の世界計画を考える]
⇒[理想と現実、新しい経済学]
⇒[究極の鍛錬]
⇒[人生の極意]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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