T001d 「心の傾向性」の自己診断と理想の進化

「心の傾向性」の自己診断と理想の進化

  • このページでは、「心の傾向性」の進化について考えます。
  • 「心の修行」を積んでいきますと、「心の傾向性」も変化します。
  • ここでは、「心の傾向性」の好ましい変化について論じます。

一般的な「心の傾向性」の変化

  • まず、一般的な「心の傾向性」の変化を紹介します。

進歩に対する考え方

  • 子供のころは、進歩的である。(進歩タイプ)
  • 成長するにつれて、保守的になる。(調和タイプ)

ものの見方

  • 子供のころは、プラス思考である。(楽観タイプ)
  • 成長するにつれて、マイナス体験をして、マイナス思考になっていく。(悲観タイプ)

対人関係

  • 子供のころは、自分中心である。(個人タイプ)
  • 成長するにつれて、人間関係が重くなってきて、他人のことを考えるようになる。(全体タイプ)

理想的な「心の傾向性」の進化

  • 次に、理想的な変化を紹介します。

進歩に対する考え方

  • 若いころは、自分の進歩を考える(個人進歩型)
  • 失敗を経験して、周囲に対するやさしさを持つ(全体調和型)
  • だんだん全体の発展を考えるようになる(全体進歩型)

ものの見方

  • 子供のころはプラス思考である(楽天タイプ)
  • 青年期はマイナス思考になる(悲観タイプ)
  • 成功体験を積みながらプラス思考になる(危機管理のできる積極思考)

対人関係

  • 子供のころにはやさしさがある(周囲に対するやさしさ)
  • 青年期は、自分の成長に熱中する(自分に対する厳しさ)
  • 大人になってからは、全体の発展を考えるようになる(やさしさと厳しさを兼ね備える)

矛盾の統合

  • 上に見たとおり、理想的な発展というのは、一見矛盾する両極端の性質を統合していくことです。
  • 矛盾の統合の仕方には二通りの方法があります。
  • 一つは、自分の心のなかで、両方を統合していく方法です。
  • もう一つは、他人との関係で、両方を統合していく方法です。
  • 自分の成長の時期、心の傾向性、他人との関係のなかで、それぞれが適当な「心の傾向性」の進化を考えるとよいと思います。