MS1224 「奇跡物語」59 心のなかに神を発見する

「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)

・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。

(以下本編 第2章 3 「絶対幸福の世界」へ)

[心のなかに神を発見する]

・「さらに、『戦争と平和』では、次のように書かれています」

以前彼がたえず苦しみ、求めていたもの、すなわち人生の目的は、いま彼にとって存在しなかった。・・・

彼は目的をもつことができなかった。なぜといって、彼はいま信仰をもっていたからである。それは何らかの法則や言葉や思想に対する信仰ではなくて、常に感知しうる生きた神に対する信仰であった。以前、彼はみずから課した目的のなかに神を求めていた。この目的の探究は要するに神の探究にほかならなかった。ところが、捕らわれの身となっているうちに、とおい昔に乳母が言って聞かせた言葉ー「神様は、ほらあれです。そこにでも、どこにでもおいでになります」ということを、言葉や理屈でなく直感をもって忽然と悟ったのである。

・「ピエールは、心のなかに神を発見したのです。繰り返しますが、これがトルストイの一番書きたかったことなんだと思います。私たちは、神を発見した時に最大の幸福を感じます。神の愛を感じたときに最大の幸福を感じます。神はすべてのすべてです。だから、神様を発見しさえすれば、どんな環境にいても幸福になれるんです。」

・「幸福の科学では、絶対幸福の教え、絶対信仰の教えが説かれていますが、同じことです。絶対信仰とは、『信仰さえあれば、何があってもかまわない』という境地です。」

・「私たちは、弱い存在なので、絶対信仰の境地を維持することは難しいですが、いつも、それを求めるという気持ちが大事なんだと思います」
・そう言って、さとるは絶対信仰の話を終えた。

(10月13日)

「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)

⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」

・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練

・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界

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⇒GMS02「『奇跡物語』記事一覧」をご覧ください。

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参考資料について

・「奇跡物語」の理解を深めるための参考資料です。

⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」

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