MS1405 「奇跡物語」90 執着をなくす幸福

「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)

・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。

(以下本編 第4章 1 「崩れゆく現代文明」)

[執着をなくす幸福]

「縁起の理法は正確に働きます」と、さとるは(朝川町の)学習会で話を始めた。

・「今、世の中では、様々な混乱が起きています。それはこれからますます大きくなるでしょう。しかし、前回、お話をしたとおり、『苦しみ』が起きているときには、それに直面して反省することが大切です。」

・「ただ現実には、自分の悪いところを見つけるのは難しいです。しかし、人の悪いところはすぐにわかるので、人の悪いところを見て、自分を振り返るのがよいと思います。世の中を見ていて感じることはいくつかあります。」

・「一つ目は、病気や死にたいする異常な恐怖です。今日、こちらにくるときに、羽田空港でも、新千歳空港でも、お店はほとんど閉じられていて、人もあまりいませんでした。みんな、よほどコロナに感染することが恐いんだと思います。言いかえると、病気になることや死ぬことがすごくこわいんだと思います。テレビに出てくる大学の先生やジャーナリストなどの知識人を見ても、これをすごく感じます。政府や厚労省の対応に、感情的になって怒っている人をよく見ます。あれは、恐怖心からくる怒りだと思います。」

・「そして、私が感じるのは、『幸福の科学の信者さんも、結構、病気の恐怖を感じている』ということです。きっと、仏教的な学びが足りないのだと思います。この世に執着しなくなれば、病気の恐怖は消えるはずです。」
・「幸福の科学の祈願や研修でも、ヒットするのは発展系の研修や祈願です。反省系の研修はあまりヒットしません。反省系の研修を受ける多くの人の動機は、『悟りが進み、偉くなる』ということです。(要するに、発展が目的である。)『執着をとるために反省系の研修を受けたい』という話はあまり聞いたことがありません。*」

*人間の幸福には、発展の幸福と執着をとる調和の幸福がある。この二つはまったくの別物である。

・「今回の危機は、多数の死神が出動をして、人類にこの世の無常を悟らせることが一つのテーマになっていると思います。私は、幸福の科学の職員をやめて『執着のないことの幸福』を実感しています。みなさんも、ぜひ、執着をなくす幸福を感じてみてください。」

(11月21日)

「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)

⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」

・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練

・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界

・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
3 コロナパンデミック狂騒曲

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⇒GMS02「『奇跡物語』記事一覧」をご覧ください。

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参考資料について

・「奇跡物語」の理解を深めるための参考資料です。

⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」

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⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」をご覧ください。