MS1408 「奇跡物語」93 北極星のたとえ

「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)

・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。

(以下本編 第4章 1 「崩れゆく現代文明」)

[北極星のたとえ]

・「いつも言っていることですが、大切なことは、『真理を実践すること』ではなく、『真理を実践しようとすること』なんです」と、さとるは答えた。

「幸福の科学では、よく、北極星のたとえが説かれます。真理とか仏の境地は北極星と同じで、たどりつくことはできないけれど、そこを目指さなくてはいけないんです。みんな、どうしても『真理を実践しなくてはいけない』と思ってしまうけど、現実には『いつも真理を実践すること』はできません。肉体に宿っている限り、どうしても『奪う愛の心』はでてきます。『怠け心』も、『貪欲』も、『恐怖心』もでてきます。だけどほとんどの人はそれを意識していません。先ほど言ったように、いつも慢心しているんです。だから、それに気づいて反省をすることが必要なのです。」

・「ということで、話が元に戻りましたね。『真理を実践しようとする』ということは、『毎日反省する』ということなのです。真理は一度聞いてわかるものではないんです。そのために、私たちは、何千年も、何万年も修行をしているんだと思います。」
・「しかし、現実には、一般の知識人も、幸福の科学の信者も、みんな慢心をして、自分たちの考えが『正しい』と思っている。だから、ハルマゲドンが起きるんです。どのように慢心をしているかは、一人ひとりによって違います。しかし間違いないのは、慢心をしていれば、縁起の理法によって苦しみがやって来るということです。通常、縁起の理法はあの世も含めて完結しますが、私の考えでは、今世は主が御降臨されているので、今世の間に『縁起の理法』は完結すると思います。」

・「今日は、『縁起の理法』によって、『一人ひとりにどういう苦しみが訪おとずれるか』という話をする予定でしたが、時間が長くなるので、その話は来月にします。」

(11月25日)

「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)

⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」

・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練

・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界

・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
3 コロナパンデミック狂騒曲

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』記事一覧」をご覧ください。

お知らせ

ブログランキング参加中です。
真実の霊界観を広めるためにご協力をお願いします。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村ランキング

参考資料について

・「奇跡物語」の理解を深めるための参考資料です。

⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」

・公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」をご覧ください。