MS1420 「奇跡物語」105 不気味な静けさ

「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)

・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。

(以下本編 第4章 3 「娘娘登場」)

([不気味な静けさ]の続き]

・6月の朝川町の学習会の準備をしながら、さとるは、「今、世の中で何が起きているのか」ということに頭を巡らした。

・当初、6月の学習会では、さとるの考えている経済モデルを披露して、みんなに投資の参加を呼びかけようと思っていた。
・ドラッカーの霊言では、「アメリカが中国を攻撃するのであれば6月がいい」と言っていた。リバティー*は「中国へのバッタの襲来」の予言をしている。YouTubeでは、中国の洪水のニュースが流れている。どう考えても中国の経済は崩壊するであろう。中国経済が崩壊すれば、株価は暴落する。株価が暴落すれば、リスクヘッジ用の株価は暴騰する。資金は、短期で2倍3倍になるはずである。

・しかし、アメリカの中国攻撃は起きていない。今のところ、バッタに関するニュースも洪水のニュースも大きなニュースにはなっていない。中国の発表では、中国は世界に先駆けて景気回復を果たしたことになっている。中国の4-6月期GDPはプラス成長に復帰している。6月の製造業PMIも好調を示す50を超えている。
・株価は依然高値を維持したままである。

<この現実をどうとらえるべきか>、さとるは悩んだ。

≪株価情報≫
2020年6月26日:日経平均 20388円 さとるの持っている株の株価 785円
持ち株数 6040株 口座残金 574284円 総額 5315684円
2019年11月8日:日経平均 23422円 さとるの持っている株の株価 912円
持ち株数 4495株 口座残金 148630 総額 4099440円

(12月23日)

「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)

⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」

・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練

・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界

・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
3 コロナパンデミック狂騒曲

第4章 明らかになる天意
1 崩れゆく現代文明

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⇒GMS02「『奇跡物語』記事一覧」をご覧ください。

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参考資料について

・「奇跡物語」の理解を深めるための参考資料です。

⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」

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