MS2332 「奇跡物語」212 心優しき富者は世界を救えるか

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第3章3「それぞれの念い」)

[心優しき富者は世界を救えるか]

・<「マカン・マラン」で描かれている世界を現実の世界で実現することは難しい。>

・その理由は二つある。一つは愛の問題である。
・ほんとうの愛というものは透明な(無私の)愛である。しかし、現実の世界では、人々はなかなか透明な愛の存在を理解することができない。(理解できれば透明ではない。たとえば、イエスの愛はイエスの在世中に理解されることはなかった。プラトンの哲人政治も孔子の理想国家も理解できる君主や国民はいなかった。)

・もう一つは、経済力の問題である。
・夢の世界では心優しき富者が傷ついている人や弱者を救ってくれる。しかし、現実の世界では、心優しき富者が世界を救済するのはかなり難しい。なぜかというと、世界を救済するには自信が必要である。ところが、「自分が正しい」という自信がある人間が力を持つと、旧民主党の某元首相のように、その自信のところに悪魔が入ってくるようになる*。(心優しき人が権力を持つと、社会を滅ぼすような悪魔に変身する方がふつうなのである。バイデン大統領にもその可能性がある。)

*100%正しい人間は(仏以外に)いないのである

・つまり、透明な愛を実現している人は人々に理解されないし、愛ある人が力を持つと透明な愛を維持するのが難しくなるのである。

(7月10日)

第3章3「それぞれの念い」小題

⇒[それぞれの念い]
⇒[真の弟子になるために]
⇒[さとる、救済を考える]
⇒[マカン・マラン]
⇒[心優しき富者は世界を救えるか]
[ユートピア建設に逆行する愛の心](7月12日)
[愛の勘違い](7月13日)
[人類の永遠の課題を解くチャンス](7月14日)
[愛は風の如く](7月15日)
[七次元の世界に届いている](7月16日)
[心の世界と物質世界](7月17日)
[人間は見たいものしか見ない](7月19日)
[永遠の今](7月20日)
[努力の問題か、才能の問題か](7月21日)
[神の愛を感じる](7月22日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。