MS3109 「奇跡物語」234 明日のことは思いわずらうな 

「奇跡物語」

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

(以下本編 第1章1悟り)

[明日のことは思いわずらうな]

・さとるは、「正見」のための一つ目のポイントである霊的人生観を心に刻むために、よく聖書の言葉を使っている。それは、「明日のことは思いわずらうな」という言葉である。

・この言葉を心に刻むと、あるがままにものごとを見られるようになる。正見ができるようになる。執着がとれてスッキリした気分になる。
・さとるは、そもそも、「あるがままに生きる」とか「自然法爾(じねんほうに)」「無為自然」などの思想が大好きである。さとるがこういった思想を好むのは成功より自由を求める魂の傾向性があるからなのであろう。

・イエス様だけではなく、他の四大聖人も似たような魂の自由の境地を語っている。
・釈尊は「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」「解脱」というとらわれのない心、平和な境地を説かれている。孔子は、「六十にして耳にしたがう」、「七十にして、心の欲するところに従って矩(のり)を越えず」という境地に達した。ソクラテスの守護霊は、「何をすべきかは教えてくれなかったが、してはいけないことは言ってきた」といわれている。
・ただし、自由を好む魂は、放っておくとあの世的になって、現実世界から逃げるようになる。それでは、主の念いを実現できない。
・「戦争と平和」の主人公のピエールも、絶対幸福の境地に達した後、救済の思いを持ち続け、この世的なことがらを天の声にしたがって処理をするようになっている。

・<「心のおもむくままに生きていることが、与える愛になっているときに成功することができるんだ。その成功は目に見える成功ではなく、無限の世界へとつながる成功なんだ>と、さとるは考えた。

(11月13日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

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