MS3110 「奇跡物語」235 人間は迷っている存在である 

「奇跡物語」

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

(以下本編 第1章1悟り)

[人間は迷っている存在である]

・「正見」の話の続きである。

・さとるは、幸福の科学を退職してから、じっくりと心を見つめる時間が増えた。そして、自分の心があまりにもかんたんに揺れることに驚いている。
・さとるは経済的にも、健康的にも大きな問題はない。「人の評価への執着もそれほどない」と自分では思っている。光を入れれば、菩薩の心を出すことはできる。自然と『仏説・八正道』に手が伸び、心の平静を味わうことができる。

・そんなサトルでも、ちょっとしたことで心は揺れるのだ。持っている株の株価が下がれば心が揺れる。テレビで成功をしている人の話を聞いて、嫉妬心がでてくることもある。人との交流があれば、人の評価を求める心もでてくる。
・心が揺れれば、心が曇り、光は入ってこない。光が入ってこなければ、人や世の中の悪いところが見える。(自分の悪いところには気がつかない。)漠然とした不安感や満ち足りていない心がでてくる。

・思い出せば、幸福の科学を退職する前は、そうした感じは当たり前であった。「自分が迷っている」とは感じていなかった。だから、「毎日反省しなくてはいけない」とも思っていなかった。<きっとみんなもそうなんだろうな>と、さとるは思う。

(11月15日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

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