MS4105「奇跡物語」357 世界のできごとを正見するために① 

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなり、バブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがり、この世が闇の世界になっても、その上には太陽が輝いている」ということを世界の人々に知らしめるために準備を進めている。

(以下本編 1 地球の歴史の正見を考える)

[世界のできごとを理解するために①]

(以下は、サトルの4月6日の親しい人へのメールです。)

みなさまへ(4月6日)「世界のできごとを理解するために」

・皮肉な話ですが、「わからないこと」を「わかっていない」人が「わかった」と思ったときは、だいたいわかっていません。

・具体例を使って説明します。
・たとえば、私たちは「ハエ」というものを知っています。昆虫学者は私たちよりも「ハエ」について詳しい知識を持っています。ここで「私たちが昆虫学者から『ハエ』の話を聞いて『わかった』と思ったときは、実は、かえってわからなくなっている」のです。どういうことかというと、「専門家が私たちに説明をするときは、これを分析して(バラバラにして)説明しますが、分析をすると本質がわからなくなる」ということです。たとえば、「ハエは(動物のなかの)昆虫(類)であり、昆虫の体は頭と腹と足の三つの部分にわけられる。頭の部分には触覚と眼があり・・・」となります。この説明を聞いて私たちは何となく分かったような気がします。ところが、現実世界では、このバラバラに分解した知識というのはほとんど役に立ちません。(むしろ、人をだますときに使われることが多いと言えます。自分の知っている細かいことを中心にものごとを見ると、真実とは逆のものが見えてきます。ロシアのウクライナ侵攻の情報が危険な理由の一つはこれです。)

・なぜ、分析だけの知識が役に立たないというかというと、個々の細かいものを結合したのが全体ではないからです。(これを理解できないところが唯物論的学問の最大の弱点です。)体の臓器を全部集めても人間にはならないのです。あるいは、個々の単語を理解しても文章全体は理解できないのです。(英語のできない人は英語の辞書があっても英語の長文を理解することはできません。)
個々のものがわかっても、全体の本質は見えないのです。ほんとうにものごとを理解するためには、上の次元の概念が分かっていないとだめなのです。

・説明が長くて難しくなるので結論だけ言いますと、「私たちが『人間』を理解しようと思えば、『人間を創った神様の気持ち』を理解しないと理解できないのです。『社会の事件』を理解しようと思えば、『神様の世界計画』を理解しなければ理解できない」ということです。
(このことについてはいずれ詳しく説明します。)

(4月21日)

「奇跡物語」第四篇 第1章 1 地球の歴史の正見を考える

⇒[地球の歴史の正見を考える]
⇒[なぜ、正見ができないのか]
⇒[「わからないこと」を「わからない」とする]
⇒[「知の原理」]
⇒[世界のできごとを正見するために①]
⇒[世界のできごとを正見するために②]
⇒[善悪二元論を越える]
⇒[他人のおかす悪について]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
をご覧ください。