MS4235「奇跡物語」430 中心概念の顕現を邪魔するもの

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 3 光の吸収と発散-天才教育論)

[中心概念の顕現を邪魔するもの]

・世の中で、自分の中心概念を意識している人は、100人に一人もいないであろう。ふつうの人間は、(藤浪と同じく、)自分の中心概念ではなく、肉体的欲望や外なる価値基準を満たすことを幸福と感じていると考えられる。

・自分の中心概念を発見できた人でも、それを実際の生活の中心にしている人は、中心概念を発見している人100人に対し4~5人のレベルと考えられる。(つまり、自分の中心概念を護りながら生きている人は1万人に4~5人いるかいないかのレベルである。)このレベルは幸福の科学の悟りの段階論で言うと阿羅漢果のレベルになる。阿羅漢というのは心の透明感がでてきて、自分の内なる心の声に忠実に生きられる人である。(裏の世界の住人の場合は、心の透明感というよりは心の傾向性で守護霊と通じるようになる。)
(以上参考『釈迦の本心』)

・しかし、問題はここからである。心の透明感を維持するのはとても難しいことである。弱い人間は成功すると慢心する。慢心すれば誘惑に負けてしまう。この誘惑を断ち切って生涯にわたって中心概念を貫ける人間は、成功者(阿羅漢果)の10人に一人ぐらいのレベルである。(天狗の場合は守護霊も慢心しているので、慢心しても守護霊と交流が可能だと考えられる。)
・ここで言う誘惑というのは、決して、目に見えるような遊びや怠け心の誘惑だけを言っているのではない。誘惑のなかには「周りの人々の常識に合わせて生きやすくいきたい」という誘惑もある。(世間の人は、必ず「そんなに無理をしないで・・・」と言う。要するに、天才は孤独な時間を乗り越えなくてはいけないのである。)天才が業績を遺すには、社会からはみ出てもダメであるが、まわりの常識に流されてもダメなのである。(そして、幸福の科学のサンガのなかの常識は、この点においては世間の常識に近いのである。)

・自分の中心概念を護りつつ社会と調和しなくてはいけないのである。

(7月19日)

「奇跡物語」第四篇 第2章 3 光の吸収と発散-天才教育論

⇒[光の吸収と発散]
⇒[天才教育のエッセンス]
⇒[初めに言い訳を]
⇒[故野村監督の藤浪へのアドバイス]
⇒[自分の才能あるものに熱中する]
⇒[中心概念を発見する]
⇒[豪傑タイプの中心概念]
⇒[中心概念の顕現を邪魔するもの]
⇒[イノベーションの習慣を持つ]
⇒[自分のフォームを固める]
⇒[人生の天才、各分野の天才]
⇒[天才教育の五つのエッセンスは同じことを言っている]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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