MS4238「奇跡物語」433 自分のフォームを固める 

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 3 光の吸収と発散-天才教育論)

[自分のフォームを固める]

・天才教育の第五のエッセンスは「自分のフォームを固める」である。

・ここは藤浪を例にして考えると分かりやすいと思われる。藤浪の最大の課題はコントロールが悪いことである。ボールが、しばしばすっぽ抜けて、死球も非常に多い。球は右側にすっぽ抜けるので、右打ちの打者は藤浪と対戦するのをいやがる。(三冠王に輝いたことのある落合博満氏は、「打者から見れば、藤浪が最も打席に立ちたくない相手投手であることは間違いない」と言っている。)藤浪のコントロールが悪い原因は大きくは三つある。一つは、技術的な問題である。藤浪の場合、手が縦ぶりのときは素晴らしい球が投げられるが、横降りになると球がすっぽ抜けたり、シュート回転をして打たれたりするようになる。二つ目は、メンタルの問題である。緊張する場面で力むので、コントロールができなくなる。そして、三つ目は、体力の問題である。下半身が安定していないので、手投げになるとコントロールがつかなくなるのである。

・この三つは、当然のことながら関係している。体力があれば技術が安定する。技術が安定すれば自信が持てて、メンタルも安定する。逆に、体力がないとちょっとした技術の狂いがでてくる。結果がでなければメンタルが悪くなる。この三つの問題点を解消する方法が「不断の練習を重ね、体力をつけながらよいフォームを固める」ということである。(今年の春のオープン戦で藤浪が好投をした後に、藤川球児氏は「このフォームだよ。他の人の言うことに惑わされず、このフォームを忘れないように練習をし続ければ藤浪は今年はよい成績をおさめることができる」と言っていた。)

・私たちにとっては当たり前になっていてそれほど深くは考えないが、野球においては、ピッチャーもバッターもみんな違うフォームをしている。一流選手には独特のフォームを持っている人が少なくない。みんな、自分のフォームを固めているのである。

(幸福の科学の信者の話に応用すると、「研修でいかに光を受けて霊的体験をして悟った気になっても、日常生活でその心境を維持しつづけなければ魂の力になっていない」ということである。)

(7月22日)

「奇跡物語」第四篇 第2章 3 光の吸収と発散-天才教育論

⇒[光の吸収と発散]
⇒[天才教育のエッセンス]
⇒[初めに言い訳を]
⇒[故野村監督の藤浪へのアドバイス]
⇒[自分の才能あるものに熱中する]
⇒[中心概念を発見する]
⇒[豪傑タイプの中心概念]
⇒[中心概念の顕現を邪魔するもの]
⇒[悪いところを直すことに熱中しない]
⇒[イノベーションの習慣を持つ]
⇒[自分のフォームを固める]
⇒[人生の天才、各分野の天才]
⇒[天才教育の五つのエッセンスは同じことを言っている]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
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