MS4612「奇跡物語」606 何をなすべきか

「奇跡物語」

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
サトルたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめるための準備を進める。

(以下本編 2 宗教の王道を歩む)

[何をなすべきか]

(「エル・カンターレ祭の主の御法話と『地獄の法』の学び」の続きです。)

5 何をなすべきか

・前回、「世界の危機の原因は伝道の遅れである」という話をしました。それでは、私たちはどうすればよいのでしょうか。『地獄の法』と今回の御法話から以下のようなことが言えると思います。

➀ エル・カンターレ信仰の確立=四正道の思想を弘める
・『地獄の法』第5章「救世主からのメッセージ」で、「エル・カンターレ信仰の確立=四正道の思想を弘める」が説かれています。これが、2023年の私たちの使命であることは論をまちません。

② 自らが四正道を実践する
・四正道の思想を弘めるためには、みずからが四正道を実践して幸福になる必要があります。逆に言うと、これまで伝道できていないのは「四正道の実践ができていなかった」ということだと思います。
(四正道を実践できれば、今すぐにでも、天国に還れていない私たちの知人、友人に対して供養ができると思います。つまり、霊界への伝道はできます。)

③ 四正道の実践ができなかった原因に気づく
・今回の御法話で「弟子が四正道を実践できない理由」の一端が示されたと思います。それは、「弟子レベルでは、「この世の幸福とあの世の幸福の一致ができない」ということです。

・事例としては四大聖人の時代があげられますが、それ以外でも、ここ数千年の人類の歴史で、「この世の幸福とあの世の幸福を一致させた」という国家や民族の“これ”という成功事例を見つけることができません。たとえば、私たちが革命の参考にしている明治維新でも、冷静に考えると、以下に示すように「この世で勝利した人は一人もいません」。
a  吉田松陰、坂本龍馬などの功労者は明治維新の前に死んでしまいました。
b  明治維新後に生きのびた志士は、明治政府に残ったものと、地方に帰ったものとにわかれますが、地方に帰った人々の多くは職を失い、明治政府に不満を持ち、西南戦争などの反乱を起こすことになりました。
c 明治政府に残ったものも大半は慢心して、権力の上にあぐらをかき、それが、職を失った元武士たちの反乱の原因となりました。
d 大久保利通、木戸孝允、西郷隆盛などの指導者として生き延びた人は、明治政府と地方の元武士の対立の間で苦しみ、争いの渦中に入って非業の死を遂げています。

(3月11日)

「奇跡物語」第四篇 第6章 2 宗教の王道を歩む

⇒[宗教の王道を歩む]
⇒[エル・カンターレ祭御法話に見る主の世界計画]
⇒[御法話を考える前提 - 世界危機の原因]
⇒[何をなすべきか]
[天動説の自分に気づく]
⇒[自分たちが気がついていない天動説の例]
⇒[誘惑に負ける人々 - ワールドカップの話しの意味するもの]

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

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⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
をご覧ください。