SEG181225 株価大暴落の(霊的な)原因と意味、2019年の株価の展望 -「資本主義の終わりの始まり」の可能性?

・当サイトの「会員ページ」では、新年よりシリーズSI「投資の天才への道」を公開します。

・今回は、その準備として、来年の経済と株価の予想をする予定でしたが、予想をする前に、株価が暴落し始めました。
(私の予想は、「来年の前半に株価の暴落が起き、一旦持ち直してから大暴落が起きる」というものでした。年後半の大暴落は「資本主義の終了」を意味するものになる可能性があると思っていました。)
(しかし、今回の暴落で「資本主義の終わり」が始まった可能性があります。それに関しては、欧米のクリスマス休暇が明けるともう少しはっきりしてきますので、年末にもう一度記事を書きます。)
(また、私の予想が後出しじゃんけんでないことを証明するために、年末に私の投資実績を紹介します。)

・今回は、今起きていて、来年も続くであろう株価暴落の意味と原因、来年の展望についてのお話をします。

 😕 日経平均株価は下落傾向にある

大きな流れ

・前の記事(⇒SEG181218「経済危機に備える」)でお話をしたように、世界経済は減速しており、来年の株価は下落傾向になることが予想されます。下落トレンドが続きます。

・話をかんたんにするために、日経平均の株価だけを考えます。

円高、外部環境、金融政策の相乗効果

・日経平均に大きく影響を与えるものは、①為替⓶世界の経済情勢、③中央銀行の金融政策と世界の政府の財政政策です。

・当然のことながら、この三つは深く関係しています。

・結論を言うと、株価はこの三つが悪い方向の相乗効果を起こして下落をはじめています。

・その要因を下に示します。

 😐 外部環境の悪化

① 中国の景気減速
・一番大きなリスクは中国の景気減速とそれに伴う世界経済の成長減速です。
(チャイナマネーによってできた住宅バブルが崩壊すると大きな危機を招きます。)
中国発の金融危機は、他の国が原因で起きる金融危機と違って「資本主義経済の終わり」を意味します。これについては、年末の記事で説明します。)

米中貿易戦争は、中国の景気減速に拍車をかけると考えられます。
(いまだに「貿易問題」と言っている専門家も多いですが、「問題」ではなく「戦争」です。実際は、覇権争いなので決着がつくはずがありません。)
(霊的には、「中国の間違った政策の反作用が出始めた」ということです。)
(したがって、問題は、トランプ大統領がどの程度の金融危機を覚悟しているか、あるいは、備えているか、ということになると思います。)

⓶ EUの問題
イギリスのブレグジットに象徴されるEUの問題イタリアの財政問題ドイツ銀行の不良債権問題などEUの問題は山積しています。
(EUが矛盾をはらんだ存在であることは、主がたびたび説かれています。これは、本質論です。)
(要するに、EUの間違った政策の反作用が出始めたということです。)

(参考 『繁栄への決断』

③ 米の景気減速
・2018年の日経平均株価は、アメリカの好景気に支えられてきました。
・しかし、米の景気も減速することが予想されています。
(金利が高くなり、住宅市場に陰りがみえてきています。)
(長短金利差が逆転する恐れがあります。)
(霊的には、マネー経済とスマフォ経済の問題点が出てきているということだと思います。ここも「資本主義経済の終わり」や「今回の株価の大暴落」と深く関わっている霊的な問題です。この話は難しくて、私自身がどの程度理解できているのかわかりません。)

 😐 金融政策と円高

・株価に一番影響を与えるのは金利(正確にはマネーサプライ)です。

・日銀銀はゼロ金利政策で、無理をして円安誘導をしています。
(どこかで絶対に反作用が起きます。)
(実際に、日銀が正常な運営に戻そうとすると、とんでもない経済危機が起きる状態になっています。)

・それにも関わらず、マネーサプライは減っています。
・日本の金融機関はすでにかなり弱っています。
(日本の銀行は、かなり無理をしているので、かなり危ない橋を渡っています。)

・1月から始まる日米通商交渉で円高方向に向くことが予想されます。
(トランプ大統領はドル安志向です。つまり円高です。為替条項、自動車関税などの為替に言及するのはかなり確かです。)

・また、日本企業の決算の関係で、毎年第一四半期は円高になります。
(少なくとも10円ぐらい円高になります。これだけで、日経平均は1000~2000円ぐらい下落します。)

 😐 株価を決めるのはヘッジファンドの動き

・現在の日経平均株価を決める主たる存在は、外国のヘッジファンドです。
・ヘッジファンドは株価の上昇する時だけではなく、株価が下落するときも“売り”で儲けます。
(つまり、実勢以上に、株価を吊り上げたり、暴落させたりします。

下落局面に入ると、すべての情報は下落要因になります。
(具体例で紹介します)
〇 金利が上がる
・株価を上げたいとき ⇒「経済が好調」という情報を流します。
・株価を下げたいとき ⇒ 「マネーサプライが減る」という情報を流します。

〇 金利が下がる
・株価を上げたいとき ⇒ 「マネーサプライが増える」という情報を流します。
・株価を下げたいとき ⇒ 「景気が後退している」という情報を流します。

(あるいは、下落トレンドのときによくあるのが、会社の業績がよいことが発表されると、「材料出尽くし」と言って、株を売ることです。)

・2019年のヘッジファンドは売りが主体になると考えられます。
・この10月からヘッジファンドは売りが主体になりました。
(この傾向は、通常は短ければ三か月程度ですが、今回は、1年以上続くと思います。)
(どんな情報も売りになります。株価が上がっているときも、「売るために買っている」と見るのが「正見」です。)
(日本の株価は為替と一緒に動くので、ヘッジファンドの標的になりやすくなっています。ただし、「資本主義の終わり」が始まれば、多くのヘッジファンドも死滅していきます。このへんはどうなるか見当がつきません。)

個人投資家の動き

・現在の日本の株式市場で一番取引の多いのがパッシブ型のETFです。
(パッシブ型のETFとは日経平均の動きに連動した株です。)
・したがって、日経平均が上がり始めるとどんどん上がります。下がり始めるとどんどん下がります。
「赤信号、みんなでわたればこわくない」の傾向性がでているかもしれません。)
・これで株価が乱高下します。
(ちなみに、主は、『信仰の法』で、これからの株価が乱高下したあとに暴落する予言をしています。)

あえて言えば、二〇一七年以降は相場が上がったり下がったり乱高下するでしょう。ですから儲かる人は儲かり、損をする人は損をします。ずっとやり続けている人は、やはり損をします。ですから、よく考えて、どうしてもしたいと思う人はしてもよいけれども、ずっと勝ち続けるのは難しいでしょう。(p154)

(みなさまの周りにいる方で、投資をされている方がいらっしゃったならこの話を教えてあげてください。年末の記事の後の方がよいかもしれません。)

 😐 株価の暴落の原因と今後の予想

① 年初から下落トレンドにはいる
① 年末から下落トレンドに入りました

・株価は年末から下落トレンドに入りました。
(株価のピークは後からわかるのですが、今回の株価のピークは2018年の9月でした。)

⓶ 円高による下落
・日本企業の決算との関係で、毎年、2~3月は円高になります。
この為替の需給の時期と経済環境が悪化が予想される時期、日米通商交渉が行われる時期が重なっています。
・相乗効果により全体の株価が下落することが予想されます。
(「資本主義の終わり」が始まっているとすると、この話は小さな話になります。)

・為替は、1ドル100円割れする可能性はかなり高いです。)
(来年の予想は、90円ぐらいが常識的なラインのような気がします。理由は後で説明します。)

③ 政治的な下落要因
・ブレグジット(英国のEU離脱)やイタリアの財政難が問題になっていますが、EUが崩壊に向かうことは確かだと思われます。
・上にも述べたように米中の貿易戦争は続きます。
・世界中が多量の不良債権を抱えていることも確かです。
(これが「資本主義の終わり」の原因です。)

 😐 巷の経済アナリストが勘違いしていること

・巷のアナリストにはいろいろなタイプがいます。
・その勘違いの典型的な話をします。

① トランプ大統領の政策
・多くのアナリストが勘違いをしているのが、トランプ大統領の考えです。
・多くのアナリストは、「トランプ大統領は、支持率を上げるために株価が下げたくないと思っている」と考えています。
・しかし、トランプ大統領の優先順位ははっきりしています。
優先順位の第一は、「中国潰し」です。

・したがって、貿易戦争で妥協することはありません。

⓶ トランプ大統領の発言の真意
・トランプ大統領は、FRBが利上げをするのをけん制するような発言を繰り返しています。
・FRBは、それに反して利上げを続行しています。
(利上げをすると株価が下がります。しかし、利上げを遅らせると大恐慌を引き起こす可能性がでてきます。)

・アナリストは、「トランプ大統領は、選挙対策で株価が上げたがっている」と考えています。
・しかし、トランプ大統領にとって市場の意向の優先順位は高くはありません。
・ただし、株価が暴落する理由を説明したいので、FRBに対して文句をつけているのかもしれません。
(一番わからないのは、天上界やトランプ大統領が「恐慌まで覚悟しているのか」、「避けけたいと思っているのか」ということです。)

③ 円高について
・来年の年初に円高に向かうというのは、だいたい経済アナリストのコンセンサスになっています。
(実際に、この記事を書いている12月21日現在、すでに円高に向かい始めました。ずっと1ドル113円近辺だったのが、1ドル111円台になっています。)

・しかし、どの程度の円高になるかの予想は人によってマチマチです。

・一番安い人は、1ドル110円予想です。
(二週間ぐらい前の予想です。12月24日現在、すでに110円台に突入してしまいました。)
・良識的な人のメインシナリオは、1ドル107円、厳しい予想をする人は100円ぐらいの予想をしています。

・実体経済だけを考えれば、この予想が成り立つのだと思いますが、実際のマーケットを動かしているのは上述したようにヘッジファンドです。
(「資本主義の終わり」が始まっているとすると、ヘッジファンドの問題は小さな問題になります。)

・ヘッジファンドは、円高をしかけはじめています。
・ヘッジファンドがしかけると、為替は上下に20%くらい振れます。
(つまり40%ぐらいの上下をします。)

そうすると単純計算で1ドル80円くらいが着地になります。
(過激になれば60円代もあります。)
(為替の周期は7~10年くらいです。前回のピークは、2016年の118円くらいです。)
(以上を合わせて考えると、来年は1ドル90円というのが常識的なラインです。)
(みなさまのまわりに貿易にたずさわっている人がいれば、「とんでもない円高の心構えはしておいた方がよい」と伝えておくとよいと思います。)

・年末にもう一度、霊的な経済情報をお伝えします。
(実は、霊的な経済情報をお伝えしたいことが「智慧のマーケット」創設の目的の一つでした。)

・来年は、霊的な経済情報、長期投資法を「会員ページ」で公開します。

お知らせ

・2019年1月より「会員ページ」をイノベーションします。

「一般ページ」と「会員ページ」に関しては、
⇒G000「智慧のマーケットへ ようこそ!」をご覧ください。

【目標】
「絶対信仰への道」と「投資の天才への道」を歩みつつ奇跡を実現します。

【内容】
① 「絶対信仰への道」
・「エル・カンターレ信仰さえあれば幸福」という境地を目指します。
・青銅の扉のなかの霊的世界への参入を目指します。
・この世的な苦しみから解放される方法を学びます。

⓶ 「投資天才への道」 - 経済革命を目指して
・投資法、投資実績の紹介をします。
・霊的視点を含めた政治経済の情報をお届けします。
・年率20%のリターンを実現して、「真理の実践による奇跡」を実証します。
(オフェアリス神の教えを実践したいと思っています。)

③ 『太陽の法』講座、『青銅の法』講座、『仏説・正心法語』講座(仮称)
・『仏説・正心法語』の力で、解脱の自由を目指します。
・主の御降臨の奇跡の時代に、基本三書と戦略経典を学ぶことは、私たちにかけがえのない価値を生みます。
(参考 ⇒SEG181110「『太陽の法』第1章の教えのすごさ」
(戦略経典は、現在進行形の主の直説金口の教えです。ほんとうの学びができるのは今年です。)
(毎年の戦略経典の学びが直弟子にとってのかけがえのない学びです。)

会員ページの学び方
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