G102 幸福ガイダンス② この世とあの世を貫く幸福の実現法

幸福ガイダンス①の要点

・「幸福ガイダンス①」の話を整理すると次のようになります。

① 幸福とは何か
・人間の幸福には「進歩の幸福」と「調和の幸福」があります。

② 人生の矛盾
・「進歩の幸福」と「調和の幸福」は矛盾します。

③ この世とあの世を貫く幸福
・人生の矛盾を解決するのが「この世とあの世を貫く幸福」を説く幸福の科学の教えです。

・今回は、幸福の科学の教えに沿って、「進歩の幸福」と「調和の幸福」を両立させる方法のお話をします。

 🙂 この世とあの世を貫く幸福の実現法

・「進歩の幸福」と「調和の幸福」は一見矛盾をしているので、同時に実現することは難しいです。
(「幸福ガイダンス①」でお話をしたとおり、成功を求めれば心が揺れますし、心穏やかに生きていれば発展しません。)

・ですから、「進歩の幸福」と「調和の幸福」を分けていくのが実践的です。

・そのためには、次の三つの方法があります。

① 進歩の幸福を先にする
・この世的に成功しようとすると、心が乱れて、心にチリが積もります。
・成功してから、ゆっくり時間をとってそれを反省する方法です。
(ほとんどの人は成功すると慢心して反省できなくなります。)
(逆に、反省の心さえ持てば、ほんとうの幸福を手に入れることができます。)

② 調和の幸福を先にする
・心を調和させれば愛に満ちた心になります。

・愛の心で努力をして仕事能力をつければ、世のため人のために大成功できます。
(「仕事能力をつけることが難しい」という方が多いとは思いますが、99%は努力の問題と勇気の問題です。)

③ 交互に実践する
・進歩の幸福と調和の幸福を交互に実践する方法も有力です。
(ただし、これを実践するには魂の実力が要ります。)

実践論

・人間には、発展が好きな進歩型の人と、心の平和が好きな調和型の人がいると思います。

・進歩型の人は「進歩の幸福」を優先すればよいと思いますし、調和型の人は「調和の幸福」を優先すればよいと思います。

・魂を鍛えたいと思う方は、「進歩の幸福」と「調和の幸福」を、次のようないろいろなレベルで繰り返して実践していくとよいと思います。

① 毎日の習慣
・人間は昼間に働いて、夜に休むようにつくられています。

・毎日の習慣のなかで、成功を求める時間と心を平らかにする時間をとることがおすすめです。

② 毎週の習慣
・むかしからキリスト教などでも安息日がもうけられています。
・一週間のなかでも、成功を求める時間と心を平らかにする時間を分ける必要があります。

③ 月単位、年単位の戦略
・一年には春夏秋冬の四季があります。
・一年単位の計画というのも実践的です。

・また、人生に成功するには十年単位の戦略も大切です。

・学生時代に内部蓄積をした力が十年以上も持つことはありません。
充電⇒放電⇒充電⇒放電を十年単位で繰り返すことが一番神様の御心にかなっているかもしれません。