G103 幸福ガイダンス③ 未来型人間(仏陀からヘルメスへ)

・「幸福ガイダンス①」では、「この世とあの世を貫く幸福がほんとうの幸福である」というお話をしてきました。

・この「幸福ガイダンス③」では、「幸福ガイダンス②」に引き続いて、「この世とあの世を貫く幸福を実現する」ためのお話をしていきます。

 🙂 未来型人間

・主は、「未来型人間とは」のなかで、次のように説かれています。

ヘルメスの時代に数多く生まれて、ギリシャの国をつくっていった人たちは、現代の日本に数多く生まれています。この魂群は、ギリシャに大量に生まれたあと、また転生してインドに大量に生まれ、その後、日本に大量に生まれているのです。
 なぜなら、この魂群の人々は二つの課題をテーマに生きているからです。その二つの課題は、極端に揺れる環境のなかにおいて、本当の心とは何かを学ぶためのものでったのです。
 一つは、あくまでも繁栄・発展を続けるなかにおける「正しき心の探究」であり、いま一つは、この三次元世界が修羅場と化したなかにおいて求める、厭世的な面もある「正しき心の探究」でした。

これからの時代を生きていく人間は、少なくとも仏陀の時代からヘルメスの時代へと移っていくのです。
二千六百年前から四千三百年前へと時代をさかのぼる逆流現象であるかのように、仏陀の時代からヘルメスの時代へ移る過渡期の姿が、時代的現象として現れ、その過渡的形態の人間が大量に出てくるでしょう。
それは、どういう人間群であるかというと、「まず、自らの心の内を知り、これを治めたのちに、三次元世界のなかで、あるいは三次元を超えた多次元世界のなかで、自らをどう発展的に表現するか、それを探求する」という使命を帯びた人間たちなのです。

「心の平和を得て、愛ある心で発展を目指す」のが、私たちにとってのほんとうの幸福なのです。