G104 幸福ガイダンス④ 心の幸福と発展の両立へ(私の体験と奇跡物語)

・幸福ガイダンスでこれまでお話をしてきたことを整理すると次のようになります。

① 幸福とは何か
・幸福には進歩の幸福と調和の幸福がある。

② この世とあの世を貫く幸福
・「進歩の幸福」と「調和の幸福」は矛盾するものであるが、幸福の科学では、この両者を両立させる「この世とあの世を貫く幸福」が説かれている。

③ 未来型人間
・幸福の科学では、心の調和を手に入れてから、発展に向かう「仏陀からヘルメスへ」の教えが未来型人間の理想像として説かれている。

 🙂 心の幸福と発展の両立へ

・今回は、「進歩と調和」の幸福を目指す私の体験談を紹介します。

・晩年に幸福な人間は、ふつうは、若いころに大きな苦労をするものだと思います。
・しかし、私は、ここまで苦労らしい苦労をしたことがありません。

・その理由の一つは、私には「充電の喜び」と「放電の喜び」の両方を感じる能力があったからだと思います。
(一般論では、調和タイプの人間は、充電は「喜び」だけれども、放電は「苦」に感じます。逆に、進歩タイプの人間には、放電は「喜び」で「充電」は苦になります。)

子供のころの苦しみの対処の仕方

・子供のころは、兄と毎日のようにケンカをしていました。
・体が小さい私は、いつも痛い目にあわされて、泣いていました。
・しかし、そのときに、「いじめている人間よりも、いじめられて耐えている人間の方が偉くなれるんだ」と思っていたことを覚えています。
(子供のころからマイナスのことを単なるマイナスと見ない見方ができていたと思います。)

・また、子供のころ地震が恐くて恐くてしかたがありませんでした。
・そこで、お祈りをしたことがあります。
(私は、神様の存在を信じていたわけでもありませんが、幼稚園がクリスチャンの幼稚園だったので、人知れずお祈りをすることがありました。)

・その時に祈った内容は、「地震が来ませんように」ではなく「地震が恐くない自分にしてください」という内容でした。

学生時代の経験

・私は、基本的に自分の好きなことを中心にする生活を送っています。
(だから、いつも比較的ハッピーです。)

・一般論で言えば、学生時代の最大の苦労の時は浪人時代だと思いますが、私は「勉強をする時間が増えるだけ(もともと研究者になりたかった)」と思い、あまりではありませんでした。

・好きなことをしているので、結果にはあまり執着しないたちです。
・受験も(運よく東大に入りましたが)、「自分の実力に見合ったところに入ればいい」という感覚もあり、東大の合格には他の受験生ほどには執着をしていなかったと思います。

東大の助手時代の心の迷い

・子供のころからの念願通り東大の獣医学の研究室に入り、東大の助手になり、結婚もし、子供も生まれ、比較内分泌学では世界的な権威のイギリスの教授に呼ばれイギリスの大学で招聘研究員にもなり、はた目には絶好調の生活を送っていたと思います。

・しかし、このころ、心の世界の不完全燃焼感がありました。
(ノーベル賞をとれたところで何か空しいなと思っていたこと覚えています。)

・そこで、心の世界の探究をはじめ「幸福の科学」に出会いました。

幸福の科学の職員のこの世的な仕事

・幸福の科学の職員に入ってからは、真理の探究ができるかと思いきや、あにはからんや、目標達成のために仕事をしたり、営業の仕事をしたりして、ここが、私の人生で一番この世的な生活を送った時でした。
(一番好きなことができない時代でした。)
(しかし、心が一番揺れたのはこの時代なので、将来的にはこの時代の経験がいちばん心の糧になっています。)
(その当時は、反省ができずに、悪霊に憑依されていた時間も長かったと思います。)

総本山・正心館の講師の時代に学んだ信仰心

・40代の後半からは、総本山正心館の講師になり「真理の探究」が中心の生活になりました。
・2007年を過ぎてから、信仰心の教えが中心となってきたので、その時代に精舎の講師をさせていただいたのは転生のなかでの最大の幸福だと思います。

還俗後の発展

・還俗をして、目標からも解放され、内面的にも外面的にも自由を得、絶対幸福の境地に近づいています。
・心のコントロールができるようになると、愛の心も強くなりました。

・コロナ危機を迎え、愛の心と智慧を使い、経済的な発展を実現して、真理実証のモデルをつくろうと考えています。

・当サイトの「奇跡物語」は、それを小説化した物語です。