G102 幸福ガイダンス② 「(肉体の)苦しみ」を「(魂の)よろこび」に変える方法

この記事の目的

・幸福ガイダンス①で、「『魂の幸福』と『肉体の幸福』は逆である」というお話をしました。
・今回は「肉体の苦しみ」を「魂の幸福」に変える方法のお話をします。

 🙂 「魂の幸福」と「肉体の幸福」

・私たちは、「魂修行の糧」となる「人生の問題集」を「よろこび」ではなく「苦しみ」と感じてしまいます。

・あるいは、「魂のよろこび」がいつのまにか「執着」に転じて「苦しみの原因」になることもあります。

・具体的には、次のような場合があります。

「(魂の)よろこび」が「(肉体の)苦しみ」となるとき

① 「努力の苦しみ」と「怠惰のよろこび」
・私たちの魂は、「向上」、すなわち「努力すること」によろこびを覚えます。
・しかし、肉体は、「努力すること」を苦痛に感じます。
・そこで、「怠惰な自分」を幸福と感じます。

・しかし、怠惰は停滞を生み、将来的には不幸をもたらします。

② 劣等感と嫉妬心
・競争社会に生きている私たちは、「他人との比較」で幸不幸を感じることがよくあります。
(競争はほんらいは、向上のために神様が与えて下さったものです。)

・「競争に負ける自分」を不幸と感じる(劣等感を持つ)ようになったり、「失敗の恐怖心」を持つようになったりします。
・また、(悲しいことではありますが、)他人の失敗や、不幸をよろこぶようになります。
・逆に、他人の成功に嫉妬するようになります。

・劣等感と嫉妬心の苦しみは、現代人の苦しみのなかで非常に大きな苦しみです。

③ 「人の役に立ちたいという心」が「奪う愛の心」に変わる
・また、「人の役に立つよろこび」が「奪う愛」に変わることがあります。

・人の役に立つと、人から感謝されたり、ほめられたりします。
・人の心は、これを幸福と感じるようにできています。

・しかし、「人から感謝されたい心(ほめられたい心)は、人を縛る「奪う愛の心」を生みます。
・「人からほめられたい心」は、自分の思い通りに評価してもらえないという「苦しみ」に変わるのです。

「苦しみ」を『よろこび』に変える

・上のことを逆に考えると、人生の「苦しみ」が魂の「よろこび」に変わります。

・「苦」は、人生の真実です。
・人生には、「生」「老」「病」「死」の「苦しみ」があります。
・四苦八苦の苦しみがあります。

・しかし、これは、「苦しみ」のための「苦しみ」ではなく、魂修行の材料としての「苦しみ」です。
・つまり、「苦しみ」は幸福の種です。

・幸福の種を幸福の果実にする方法は執着を断つことです。

 🙂 執着を断つ方法

努力逆転のワナ

・執着がでてきたときに、考えなければいけないことは、「苦しみ」から脱することばかり考えていると、「努力逆転」のワナにおちいるということです。

劣等感から逃げようとすればするほど、劣等感は深くなってきます。
失敗を恐れれば恐れるほど、失敗が増えてきます。
人にほめられようとすればするほど、人の評価は下がってきます。
貧乏や病気から逃れよう
とすると、事態はどんどん悪くなっていきます。

・つまり、「苦しみ」のなかにあるときには、「苦しみ」から抜け出ようとせずに、「執着から抜け出よう」とすればよいのです。

執着から抜け出す方法

・執着から抜け出す方法は、人によって違ってきますが、おおよその感じは以下の通りです。

① 自分の執着の認識をする
・まず、自分が「執着で苦しんでいること」を知ることです。

・たいていの人は、苦しみの中にある時に、「他人を変えよう」としたり、「環境を変えよう」とします。
・しかし、ほんとうは「心の問題」です。

・他人や環境を変えようとするのではなく、「心の問題」と悟ることです。
(「心の問題」と悟るためには、毎日の反省が必要です。)

② 現実の見方を変える
・心の問題とわかったら、「苦しい」とか、「自分がダメ」と思っている「その見方が間違っている」ということを知ることが大切です。

・人生は魂修行の場です。
・「苦しみ」は向上のための「苦しみ」ですので、人生計画から見れば悪いことではなく予定通りのことです。

・ただし、このレベルでは、頭では理解できても、心の傷はいえていません。
(心の苦しさはなくなりはしません。)
(劣等感が苦しいのは、心が傷ついているからです。)
(反省のポイントは、「正見」です。)

③ 神仏の愛を感じる
・心の傷をいやすには、「神仏の愛」を感じる必要があります。

・神仏の愛を感じることができるようになると、「人との比較」の心が消えていきます。
「人の評価を求める心」が消えていきます。

・神仏の愛を感じることができるようになると、心に光が入ります。
(ここは、「正見」と「正定」の問題です。)

④ 自分の中道の発見
・光が入れば自分の仏性が輝いてきます。
・自分の仏性が輝くと、他人の仏性が見えるようになってきます。

⑤ 念いは実現する
・仏性が輝いてくると、「よき念いが実現する」ようになってきます。
(実は、不幸というのは、みんなの潜在意識のマイナスの念いが実現しているだけです。)

・一人ひとりが、自分の個性を輝かせながらお互いに協力をすることができれば、そこにユートピアが生まれます。

(こんへんは、「正思」「正語」「正業」「正命」の問題です。)

・次からは、①~⑤について詳しく説明します。