「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
（月曜日から土曜日までの毎日17：07に公開予定です。）
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
（以下本編 第４章 ３ 「娘娘登場」）
［ユートピアのモデル］
・「中道に入る二つの方法は、人生修行の目的と使命も関係しています。」と、さとるは話を続けた。
・「人生の目的は魂修行です。魂修行をするためには、自分の悪いところを反省して修正していくことが必要です。一方、人生の使命は、ユートピア建設のお役に立つことです。ユートピア建設のお役に立つには、自分のよいところを発揮することです。」
・「ということは、『人生の目的と使命は別々のこと』ということかね。私は、ユートピア建設のために悟りを高めることが人生の目的だと思っていたんだがね」と、法雄が聞いてきた。
・「そうですね。言葉にとらわるとかえってわからなくなりますね。ここは、簡単に、魂を発展させるには、『マイナスを修正する方法と、プラスを伸ばす方法の二つがある』ということでいいと思います。それからもう一つ、『主のお役に立つには、自分一人で仕事をする方法と、人と協力をして仕事をする方法の二つがあります』。」
・「人と協力をして仕事をしたい人は、自分の不得意な分野の人と組んで、自分の得意な分野で力を発揮すればよいし、自分一人で仕事をしたい人は、自分の不得意な分野を修正することを心がけた方がよい」と思います。
・「私の場合は、真理の探究が得意ですし、時間がありますが、経済力がありません。みなさんの場合は、真理の探究の意欲があり、経済力もありますが、時間がありません。だから、『私の学習の成果とみなさんの経済力をあわせてユートピアのモデルをつくりたい』というのが、私の考えです。」
（その日、さとるは、弁証法的投資法＊のことを頭に入れながら学習会を続けた。）
＊弁証法的投資法：参考資料53参照
（12月26日）
「奇跡物語」目次（現在公開中の記事）
・第1章 奇跡のはじまり
１ 復活
２ さとるの苦悩
３ 発展の構図
４ 火と水の試練
・第2章 光の世界
１ 光る人生
２ 使命の実現へ
３ 絶対幸福の世界
・第3章 中国終わりのはじまり
１ コロナパンデミックのはじまり
２ 生々流転の法則
３ コロナパンデミック狂騒曲
第4章 明らかになる天意
１ 崩れゆく現代文明
２ 娘娘登場
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