SE001 『永遠の法』第1章 霊的とはどういうことか

・新しくシリーズSE「『永遠の法』講座」を開始します。

・今回は、第1章「四次元の世界」の重要論点を学びます。

 🙂 霊的とはどういうことか

・『永遠の法』の第1章では、あの世の世界について説かれています。
・今回は、「霊的とはどういうことか」についてのお話をします。

・幸福の科学では、霊的という言葉をよく使われます。
・しかし、「霊的」と聞いて、考えることは、一人ひとり違っていると思います。
(多くの人は、霊が見えたり、霊の声が聞こえることを霊的と言っているかもしれませんが、この考え方は全体のほんの一部です。)

・したがって、教えの理解のしかたにも差があると思います。

・たとえば、当サイトの案内では、「霊的な自己が5割を越えると、人生が変わる」という『繁栄思考』の言葉を紹介しています。
・「霊的な自己が5割を越える」という意味がピンとこない方のほうが多い気がします。

今回の要点

・今回は、霊的という意味を次の三つの点から紹介します。

① あの世がほんらいの世界
・霊的に生きるとは、「あの世がほんらいの世界と知って生きる」ということです。

② 仏の本質
・人間の本質は心です。
・その心とは、仏と同じ心です。

③ 羽化登仙の境地
・「この世の世界からあの世の世界への旅立ち」は羽化登仙にたとえられています。

 🙂 あの世がほんらいの世界

・「霊的である」ということは、「『あの世がほんらいの世界である』と知って生きる」ということです。

魂は永遠の進化という目的を持っている

・「あの世のがほんらいの世界である」ということは、次の二つのことを意味しています。

① 人間は永遠の生命を持つ
・一つは、「人間は永遠の生命を持つ」ということです。
・これは、知識的にはわかると思います。

② 魂は進化という目的を持つ
・しかし、「永遠の生命がある」ことだけを知っても、「あの世の世界がどのような世界であるか」ということがわからなければ、あまり意味がありません。

・そこで、大切なのは、「魂は進化という目的を持った存在である」ということを知ることです。

・つまり、「人間は永遠に進化する存在」なのです。

・ですから、「霊的に生きる」というのは、「魂の進化を目指す」ということでもあります。

 🙂 仏の本質

「霊的に生きる」の反対は、「肉体中心の考え方で生きる」ということです。

・「霊的な考え方」と「肉体中心の考え方」の差を実践的に考えると次の通りです。
肉体中心の考え方 ⇒ 結果主義、環境を変えようとする、マイナス思考
霊的な考え方 ⇒ プロセス主義、心を変えようとする、プラス思考

・わかりやすく考えるには、「心がすべて」と考えるとよいと思います。

『太陽の法』では、次のように説かれています。

人間は、心です。魂です。ですから、死んであの世にもって還れるものは、あなた方自身の心以外にはないのです。心すべてなのです。死んであの世にもって還れるものは「心」しかないのだと気がついてはじめて、人間はひらきなおることができるのです。
心しかもって還れないならば、せめて美しい心をもって還るしかないでしょう。(p306)

・そして、ほんとうの心とは、仏の心です。

『永遠の法』では、次のように説かれています。

霊的であるとは、仏の本質と同じ性質を持っているということです。(p61)

 🙂 ほんとうの幸福 - 羽化登仙の境地

ほんとうの世界を知らない悲しさ

「地上生活がほんらいの世界である」と勘違いしていることの悲しさは、「『ほんとうの幸福』を知らない」ということです。

・ほんとうの幸福を知らないので、欲望を満たすような間違った幸福に執着するようになります。
・そして、その結果、地獄に堕ちて苦しむことになります。

・この世の(肉体中心の)世界は、不自由な世界です。
・「苦しみ」が人生の真実です。

ほんとうの幸福

・一方、霊の世界は、自由で軽やかな世界です。
・幸福な世界です。

・『永遠の法』では、それを、羽化登仙のたとえで表しています。

肉体のから霊への移行は、せみが皮を脱いで羽化登仙するようなものです。何年ものあいだちかで眠っていたせみの幼虫が、やがて木に登って幹の途中で止まり、殻を脱いで羽を出し、大空を飛びまわるーこうしたものによく似ています。
また、葉の上をはっていた醜い青虫画像、いつのまにか蛹になり、やがて紋白蝶や揚羽蝶になるのを見ることもあります。青虫が蛹になり、やがて蝶になっていく姿は、実は、人間の転生輪廻の姿を教えんがために、仏が創ったものなのです。そのように姿を変えながら人間は進化をしているのです。(p58)

・私も、蝶になって自由に飛び回る夢を見たことがありますが、その時の幸福感というのは何とも言えないものがありました。
(空を飛びまわる夢を見たことがある方も多いと思いますが、空を自由に飛び回るというのはほんとうに気持ちのよいものです。)
(守護霊に熱心にお祈りをすれば、見せてくれるかもしれません。)

・私たちの、地上人生は、青虫のようなものだということを時折思い出して、「霊的になる」ことを志すとよいと思います。

今回の結論

・「霊的」とは、魂の進化を目指すことです。
・魂が進化すると、羽化登仙の自由の境地を手にいれることができます。

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