A202 偉人たちが教えてくれる奇跡の秘訣 - 「誰にでもできそう」だけれど、やっていないこと

・この記事は、シリーズ2「ほんとうの自分の発見」の二番目の記事です。
・今回のテーマは「努力の習慣化」です。

 

   😕 二十マイル行進

・『ビジョナリーカンパニー④』(ジム・コリンズら)に「二十マイル行進」という話が出ています。
・「三千マイルのウォーキングに挑戦するときに、『調子のよい時に三十マイル、調子の悪い時は休みという歩き方』よりも、『毎日、二十マイルのペースを維持した歩き方』の方が、成果が出る」という内容です。

・つまり、非常に当たり前に聞こえるかもしれませんが、
「毎日、同じペースで努力をする」
ということが成功の秘訣なのです。

・二宮尊徳は、
「大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤しむべし」
という「積少為大」の考え方を説いています。

・本多清六は、
「『日本一の幸福者』が実践した“成功習慣”づくり」
と言って、「努力の習慣化」を説いています。
・本多清六は、毎日原稿を3ページ書く習慣をつけ、370冊の著書を残しました。

・ヒルティは、『幸福論』で、
「(人生において)本当に大切なのは習慣の問題である」
と言っています。

・主も凡事徹底を説かれます。

  😐 努力の天才

・幸福の科学の大川隆法総裁先生は、「天才」というテーマで次のように説かれています。

私は、みなさんに、
「情熱の天才」であってほしいし、
「努力の天才」であってほしいし、
「忍耐の天才」であってほしいし、
「継続の天才」であってほしいと思います。
続けていくこと、積み重ねていくことが大事です。
それは、あとになればなるほど、絶大な効果を発揮してきます。(『真のエリートを目指して』)

・このように、
「努力の習慣化」は成功の最大の秘訣の一つです。

・常識的な「成功論」の本には、「努力」の話が書かれています。
・どんなに当たり前に聞こえようとも、どんなに陳腐に聞こえようとも、「努力すること」が、成功の基本であり、王道なのです。

「天は自ら助けるものを助く」

「努力にまさる天才なし」

「粘り抜くものには勝利しかない」

などの言葉を心に刻んで、努力精進の道を歩んでいただきたいと思います。

・当サイトの「光のページ」の光の言葉①では、努力を促す「光の言葉」を載せてあります。
⇒L102「静かにゆく者は遠くゆく」

 私の天才三十年計画

・私は、五十歳の時に三十年間の天才計画を立てました。
・それは、はじめは、良書を「毎月10冊、一年で100冊、三十年で三千冊読む」という単純な計画からはじめました。
・その後、計画は変更したり、新しい計画が加わったりしています。

・今、一番のポイントはこのサイトの記事を毎日書くということです。
・一日一記事でも、あと15年あれば、4000~5000記事書けます。
・本20~30冊分くらいになると思います。
積少為大です。

・真理の難しいところは、「言葉にすれば当たり前のことでも、実践するのが難しい」ということです。
ここを突破するのが第一の鍵です。

2023年6月8日記:今、天才計画の20年少し前ですが、自分としては手ごたえを感じています。

偉人たちの努力

・本サイトで参考にしている偉人たちも、みんな努力家です。

松下幸之助さんは、努力の人でした。
・『幸之助論』(J・P・コッター)には次のように書かれています。

後年、義弟の井植歳男はあるインタビューで、「若い頃の松下が傑出した人物だとか、非常に才能のある男だとか思ったことはない。ただ働く熱意だけは人並みはずれていた。」と答えている。幸之助は食事中も仕事の話ばかりしていたから、何を食べているのかほとんどわかっていなかったのではないか、と井植は冗談まじりに語っている。

「奇跡のりんご」の木村秋則さんも徹底的に努力する人です。
・『奇跡のリンゴ』(石川拓治)には、次のように書かれています。

機械をいじったり、バイクの改造をしていたときも、完成するまでは眠れなかった。二日でも三日でも、一睡もせずに作業を続けたものだった

(リンゴの無農薬栽培のために)試してみたいことは、次から次へと思いつくんだ。まあ、手当たり次第という感じはあったけどな。ご飯を食べていて、魚に醤油をかける。もしかしたら、醤油が効くんじゃないかと思う。そうすると、もう試してみたくてたまらなくなるわけだ。眠って夢を見ても、そういうことばかり考えてる。何か思いつくと、夜中にでも於き出して、畑に行きたくなる。小麦粉を溶かして糊にして散布してみたり、焼酎を薄めて撒いてみたり、ワサビを散布したこともあった。

出光佐三さんは、商売を立ち上げるときに、毎日のように紡績工場に通い、自分の調合した油を機械のスピンドルにさし続けました
・戦後、出光商店は、従業員をクビにせず、仕事を探し続けました。
・国家のことを考え、石統がいやがった(石油の)タンクの底をさらうというな事業を請け負いました。

  

・このような採算を度返ししたような努力が、奇跡を生み出しているのです。

 

<参考書籍>

  

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