MS1414 「奇跡物語」99 主の予言に投資をする 

「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)

・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。

(以下本編 第4章 2 「新しい経済を考える」)

[主の予言に投資をする]

<主の予言に投資をする>、これが、さとるの考える信用の創造である。

・さとるは、ドラッカーの霊言『未来社会の指針を語る』と読んだ。そのなかで、ドラッカーの霊は「今、必要な経済学は『信仰心に基づく信用の創造』である」と言っている。
・<高級霊や宇宙人の予言にしたがえば、大恐慌がくる可能性は極めて高い。これは、99%確かな投資の対象になる。*>

*恐慌が投資の対象になる:正確な表現をすれば“投資”ではなく、“投機”による金儲けである

・これまでも、中国経済の崩壊を前提に投資をすすめてきたさとるは、<大恐慌とそのあとにくる経済成長が投資の大成功をもたらす>という確信を新たにした。現在取引をしているリスクヘッジ用の株は大恐慌が起きれば、5倍から10倍の株価になる*。それを元手に真理事業を展開したり、真理企業への投資をすれば、新しい経済学のモデルができるはずである。

*5倍から10倍の利益:実際の投資法に関しては、この投資法が本格化する第2篇で紹介する予定

・もちろん、恐慌という人の不幸を投資の対象にするのはほんらいの資本主義の精神からいったら邪道である。
・しかし、さとるは、三つの理由から、リスクヘッジの株を買うことは神の御心にかなうと判断をした。

・第一に、完全主義は敗北する。地上での戦いはきれいごとだけではすまない部分がある。悟っていないものが、地上で勝利をするためには、人を傷つけたり、灰色の部分を経験せざるを得ないのである。その弱さ(自分の不完全さ)を受け入れないと勝利することはできない。
(正義のための戦争というのは存在するのである。お人よしのチェンバレンがヒトラーにだまされたあと、チャーチルは「悪魔を倒すためなら悪魔と手を組む」と言った。)
・第二に、今回の恐慌は、「創造のための破壊」であり、「縁起の理法に沿って起きること」であり、「破壊の神であるシヴァ神の力で起きること」である。不幸の予言であっても神の予言であることに変わりはない。
(この辺の神の御心は人智を越えたところにある。)
・第三に、チャレンジすることに意義がある。たとえ、そのチャレンジが失敗に終わったとしてもかまわない。失敗したら反省をしたらよいだけである。
(それが神の御心である。)

(12月16日)

「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)

⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」

・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練

・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界

・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
3 コロナパンデミック狂騒曲

第4章 明らかになる天意
1 崩れゆく現代文明

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参考資料について

・「奇跡物語」の理解を深めるための参考資料です。

⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」

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