「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編 第3章 1 「コロナパンデミックのはじまり」へ)
[さとるの抱える矛盾]
・というわけで、さとるは、自分の心のなかにある「人の不幸を喜ぶ心」について悩んでいる。
・嫉妬心が起きた場合は「人生修行の課題」と思って、気づいたときに反省をするようにして心がけている。
・しかし、投資の実践に関しては正解が見えないのである。
・さとるは、近いうちに世界レベルの恐慌がくることを予想して、リスクヘッジ用の株を買っている。これは、仕事論や縁起の理法から考えたら正しい行為だと考えられる。
・だが、リスクヘッジ用の株を買っていると、どうしても全体の株価が下落することを喜ぶようになる。要するに「世の中が不景気になるとうれしい」のである。(これは悪魔の心のような気もする。)
・「人の不幸を喜ぶ心」が悪であるのは、たんに道徳的問題ではなく、心の法則の問題であるのである。
(つまり、「人の不幸を喜んでいると自分も不幸になる」ということである。)
・ということは、「この投資法ではお金持ちになれない」ということか、「お金持ちになることが不幸になる」ということを示していることになる。)
(たとえば、「スポーツ選手が相手のミスを喜ぶ心は、自分自身の能力の向上や選手生活の維持のために、よいことなのか、悪いことなのか」と同じような問題である。)
・「それとも、自分が考えの及ばない第三の考え方があるのであろうか」というのがさとるの悩みである。
・さとるが、その答えを得るのは一か月後のことである。
(10月17日)
「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)
・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練
・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界
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