・この記事は、シリーズSM「『太陽の法』と魔法の力」の記事です。
🙂 霊能力との向き合い方
・『太陽の法』の第4章は「悟りの極致」です。
・そこには、悟りの結果としての霊能力(＝六大神通力）が示されています。
・幸福の科学がはじまったころ、(あるいは、今でも、）私たちには、霊能力に対するあこがれが強くありました。
（「霊視ができたり、守護霊の言葉を直接聞けるようになりたい」と多くの人が思っていたと思います。）
・それと、同時に霊能力に対する警戒感も強くありました。
（変な霊に憑依される警戒感です。）
・実際に、霊能力なくして幸福の科学の発展はありませんが、霊能力が大きな混乱を生み出したのも事実です。
・そこで、ここでは、「霊能力といかに向き合うか」ということを整理したいと思います。
結論
・今回は、先に結論を述べます。
・結論として、次の三つのことが言えると思います。
① 霊能力は、ほんらいの姿
・ほんらい、霊能力も、悟りも、智慧も、愛も、同じもの(真理）です。
・修行者は、「悟り（真理の獲得）」を目指すべきです。
② 修行者の必修科目としての「悪霊との戦い」
・悟りの前提として、悪霊・悪魔との戦いは避けて通れないものだと思います。
・悪霊、悪魔との戦いは、いやなものではなく、「修行者の必修科目である」ということです。
（悪霊との戦いに勝つ自信がなければ、霊能力を求めない方がよいと思います。）
③ 最後に勝つのは、信仰の力である
・悪霊、悪魔を吹き飛ばす霊能力が、ほんとうの「魔法の力」であり、それを手に入れる方法は、「信仰心と強くすること」です。
🙂 真理はほんらい一つのものである
・霊能力の獲得を目指すのはよいことだと思いますが、そのときに忘れてならないのは、「漏尽通力」です。
・漏尽に関して、『太陽の法』では、次のように説かれています。
漏尽とは、「心の欲する所に従って、矩（のり）をこえず」と喝破した孔子の境地で、欲望に振り回されず、それを自由に超越する能力です。たとえ霊能力をもったとしても、たんねんに心の錆を落とし続ける精進能力です。(p208）
・「心の欲する所」とは、ほんらいの透明な愛の心です。
・漏尽智とは、過去、現在、未来の時間のなかで、「今、何をすれば未来が開けるか」ということがわかる智慧です。
・漏尽とは、煩悩を打ち砕いた悟りです。
・つまり、漏尽は、霊能力であり、愛の心であり、智慧です。
・この漏尽智を持つことが、私たちの目指す先です。
・漏尽通力とは、具体的に言うと「とらわれのない心」のような気がします。
（ただし、「とらわれのない心」がスパッとわかる方は案外少ないかもしれません。）
🙂 悪霊との戦い
・幸福の科学の大きなテーマの一つは、多様性の統合です。
・私たちは、いろいろな価値観を持っています。
・「霊能力があるのが偉い」と思う人、
「人間の幸福には愛が一番大切」と思う人、
「ユートピア建設には成果を出さなければ意味がない」と思う人、
「智慧があれば成功できる」と思う人、等々・・・。
・そして、潜在意識ではどうしても「自分の考えが正しい」と思っています。
・その結果、衝突がおきます。
（お互いに、相手の悪いところを指摘するのはかんたんなのですが、自分の悪いところは気がつきません。）
・そこに悪霊・悪魔が忍びよってきます。
（リーダーは、正しいことを言っているはずなのに、なぜか、雰囲気は悪くなってきます。集まる人の数が減ってきます。）
（自信のない人は、「自分は理解されないんだ」「自分はおかしいんだ」と思って、参加しなくなります。）
🙂 信仰の勝利
・問題の根本は「とられれの心」です。
・みんな自分にとらわれています。
・「だれが正しいのか」という人間中心の発想をしています。
・小さな組織であれば、優秀なリーダーに従っていけばうまくいくと思います。
（うまくいかなくても、判断をした人が責任をとればそれですみます。）
・ところが、組織が大きくなったときは、多くの人の意見を調整する必要がでてきます。
（全員が納得するような解決策はないのが普通です。）
・これがマネジメントの力です。
・さらに、幸福の科学の場合は、全体が悪魔にねらわれています。
・したがって、人間中心の発想で問題に決着がつくことはありません。
悪魔に勝つ
・悪魔に勝つには、信仰心しかありません。
・逆な言葉で言えば、悪魔をとばし切れていないのは「信仰心が弱い」という証です。
・「ひたすら信仰心を強くしていく」ということが、今世の弟子の修行のすべてなのかもしれません。
・具体的には、次の３点を信じることです。
① 主と一体となれば悪魔はとばせる
・実際に、悪魔の霊言でも、幸福の科学の幹部では悪魔をとばすことができませんでしたが、主は、一言で悪魔をコントロールできることをお示しくださいました。
② 主がそこにいらっしゃることを強くイメージする
・霊の世界は、念えば実現します。
・主が、常に、お側にいてくださることをイメージすることです。
（特に、お祈りの時）
③ 信仰生活の習慣化
・信仰心をベースにした「四正道の習慣化」と言ってもよいかもしれません。
・四正道を実践して敗れることはないと思います。
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