「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編)
[サンガの課題の考え方]
・「ヤイドロンは『(幸福の科学の)職員はなってない』と言っているらしいの」
・「典子さんが送ってきたメールを転送するから読んでみてください」、そう言ってマリリンは電話を切った。
・マリリンから送られてきたメールには、次のようなことが書かれていた。
・「ヤイドロンの教団幹部の人たちへ「『慢』の反省をせよ」という言葉も驚きでした。教団幹部は、慢になって、生霊となって自分の煩悩を主にぶつけて、ご迷惑をかけているというのです。(ほんまかいな?)*」
*「ほんまかいな?」はマリリンの言葉
・「私が考える当会の問題点
① 出家者こそ本物の仏弟子であるとされ尊敬されているため、プライドが高くなり、信者を見下している。仕事能力も低く、サービス精神にも欠け、一般企業では通用しない。
② 熱烈活動会員は忙しく、支部活動に拘束されていて、家庭生活に支障をきたしている。学生も優秀な子供ほど、エゴが強い。
③ 一般信者が幸福になっていない。苦しんでいる人は自己責任とか、信仰心が足りないと言って放っておかれる。
④ 支部長は植福に熱心で、植福をする人には親切だが、植福をしない人には目を向けていない。」**
**典子さんのメール文:これは、実際に送られてきたメール文です。要するに、「悪霊に憑依されるとこう見える」という例です。多くの人は、しょっちゅう悪霊に憑依されています。
・メールを読んで、さとるはマリリンに電話をした。
・「典子さんの言っているようなことは部分的には事実だよね。だけど、これは主も当然わかっておられること。そんな完璧な組織も存在しないし、完全な人間もいないからね。みんな修行をしている身だからね。菩薩を目指すのならこの事実を自分の責任として受け止めなくてはいけない。もし、自分で責任を負えないなら、『自分には理解できないことがある』と考えて、事実を受け止めないとしかたがないよね。***」
***この場合の「事実を受け止める」の真意は、「『世の中が幸福になるためにこの事実が起きている』と受け止める」ということ。
・「だれか、典子さんの話を受け止めてあげる人が必要だけど、うまく説明できる人は意外に少ないんだよね。私も『ヤイドロンの霊言』を聞いてみるよ。」
・そう言って、さとるは電話を切った。
(8月29日)
「奇跡物語」
・⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」
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