「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編 第2章 3 「絶対幸福の世界」へ)
[静かに行くものは遠く行く]
・「静かに行くものは遠く行く*」、これが、さとるが出した結論である。
*静かに行くものは遠く行く:『仏陀再誕』に出てくる仏言
・その理由は、大きく三つある。
・一つ目は、「人目につく成功は人の嫉妬心をあおって妨害に会う」からである。
・私たちは、成功をすると自慢したくなる。自慢をすれば、嫉妬心を呼び起こし、邪魔されるのが人の常である。宗教であれば迫害が起きる。
(迫害の原因は嫉妬心と考えられる。)
(本人は意識しなくても、成功談は自慢話になる。さとるは、それが理解できずに、これまでに何度も失敗をしている。)
・二つ目は、「人からほめられるようになると自我が強くなって、ほんらいの理想を忘れる」からである。
・人間は弱い存在である。人からほめられると、知らず知らずのうちにそちらの方に意識が行き、自我が強くなってしまうものである。すると、ほんらいの目的を忘れてしまうものである。
・三つ目は、「そもそもユートピア建設というのは無限の時間のなかで達成していくもの」だからである。
・キリスト教には「一粒の麦」のたとえがある。仏教には「耐え忍びの教え」がある。大川隆法総裁先生は、「信仰と天才」のご法話で、「『情熱』『努力』『忍耐』『継続』の天才であってほしい」と説かれている。
・真理伝道者にとって焦りは最大の敵であり、時間は最大の味方なのである。
(10月10日)
「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)
・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練
・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界
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