MSO233 「奇跡物語」外篇233 「エロ―ヒムの本心」を考える③ 私たちの勘違い

「奇跡物語」

第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

・ここでは、第三篇の前提になります、2021年の御生誕祭のご法話「エロ―ヒムの本心」の話をします。

 🙂 私たちが注意すべきこと、人間の勘違い

・「エロ―ヒムの本心」の話の続きです。
・主は、人間が間違いやすい点について次のように説かれました。

① 人間が「正しい」と思っているものにも悪がある
・「西洋型デモクラシーの考え方を善としているが、多数決は間違うことがある。」と説かれました。
(参考 ハンナ・アレントは、霊言で、ギリシャ型の民主主義を理想とする弟子の考え方に対して、「古代ギリシャの民主主義の理想を求めたりしたら“地獄の深い穴”の中に、あるいは政治の世界における“深い池”の中に落ちてしまうでしょう。」と説かれました。

② 悪と戦っている人間が悪になる
・「(悪と戦っているものが、)攻撃をしている相手と同じような地獄に堕ちることがある」と説かれました。
(「『自分の考えが正しい』と思って、それを人に押し付けようとすると悪魔になる」ということ。)
(具体例として、フランス革命があげられます。私たちにとって身近な例は、DS<ドメスティックステート>と戦い、トランプ大統領とプーチン大統領を支持している馬淵睦夫氏が、同じくDSと戦ったヒトラーを光の天使のように考えていることなどがあげられると思います。幸福の科学の信者もトランプ支持者を自分の仲間と考える傾向性があるように思います。)
(自由の創設を提唱するハンナ・アレントは、幸福の科学の霊言で、「自分の考えが正しいと思っている質問者をたしなめようとした」ふしがあります。後で詳述します。)

③ 地獄ができた理由は嫉妬心
・財産、男女、皮膚の色などからくる差別と、そこから出てくる慢心と嫉妬心が争いの原因になります。
・地獄ができた理由は慢心と嫉妬心です。(慢心と嫉妬心の魔境はすべての修行者が通る魔境です。「根っからの悪人がいてそれを倒すことが正義である」という考え方は間違えです。)

④ DS、グローバリズムの本質
・現在、幸福の科学は、全体主義につながるグローバリズムと対決をしています。しかし、グローバリズム=悪ではありません。
・グローバリズム(を推進しているDS)は人のネットワークでできています。私が持っている情報を分析すると、DSに加担している人々の多くは確信犯ではありません(悪の凡庸性ということ)。正義を実現しようとしている過程や生活のために、知らず知らずのうちにDSの側に立っている人の方が圧倒的に多いと思います。
・宗教家の思想はグローバリズムの思想に極めて近いです。勉強不足の信者さんが知らず知らずのうちにDS側の人、組織を応援していることも多いように思えます。
(「主の教えがなければトランプ大統領よりもオバマ大統領に近い考えの人が多い」ということ。トランプ大統領の支持者は自我が強い。)
・また、現実問題として、DS側の存在なしに、現在の世界経済は成り立っていません。
(言葉を変えれば、「すべての人間は罪をおかしている」ということでもあります。)

⑤ AI全体主義、電子権力の影響
・勉強不足の人がDS側に洗脳される大きな理由の一つが、AIのつくる情報操作です。(テレビ、インターネットからの情報です。)

・この洗脳を防ぐには、質の良い情報を手にいれるか、主の教えを学び続けるしかありません。(現実問題として、これができている人間は少ない感じがしています。)

(9月2日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
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