「奇跡物語」
第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。
この記事では、2021年に話題になっていることの一コマとして、オリンピックについての話をする。
🙂 長嶋茂雄を考える
・東京オリンピックの開幕式で、長嶋茂雄氏が聖火ランナーをつとめられた。身体の状態が万全ではなく、弟子とも言える存在の松井秀喜氏に支えられながらの聖火リレーであった。長嶋茂雄氏は前回の東京オリンピックが行われた1964年当時の日本の国民的ヒーローであった(それが聖火ランナーに選ばれた理由であろう。)私にとっても「(野球で遊び始めた幼稚園のころから、長嶋が引退する大学生のころまで)長嶋茂雄はずっとヒーローであった。
・実は、長嶋茂雄の野球選手としての実績は、(一流ではあるが)それほど常人離れしたものではない。当時、人気の高かった六大学野球で通算最多ホームランを記録したとして鳴り物入りでデビューしたが、ホームラン数は四年間でたったの8本である。プロ野球でも新人王、首位打者、ホームラン王をとったことはあるが、通産打率3割5厘である。ホームラン王をとったときのホームラン数は28本である(その後、ホームラン王を続けた王貞治は毎年当たり前のように40本以上のホームランを打っていた。)
・突出した実力を示したわけではない長嶋が、なぜ、国民的ヒーローになれたのか。
・その理由の一つは、長嶋が野球を魅せるプレーヤーであったことだ。ここ一番のチャンスに強かった。華麗な守備で観衆を魅了した。デビュー戦は金田正一に四三振させられたが、それでさえ伝説的に語られている。空振りでもファンを沸かせた。
・そして、長嶋には、観衆をわきたたせるための舞台装置が用意されていた。「巨人、大鵬、卵焼き」と言われたように子供の人気の的であった巨人軍のスターであった。そして、超一流の実績を残すスター選手を相手に互角以上の勝負をした。巨人軍の4番は王貞治ではなく長嶋茂雄だった。天覧試合で阪神の村山からサヨナラホームランを打った。巨人軍は、日本シリーズで三冠王の実力と後に名監督となる頭脳をほこる捕手野村克也のいる南海に勝ち続けた。
・つまり、長嶋茂雄は感動を生み出すことができるスターであった。
・この感動は霊的な力により生み出されると考えられる。スポーツ選手と天上界との関係については以降の記事で考えていきたい。
(9月28日)
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「奇跡物語」
第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。
第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。
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