「奇跡物語」
・貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、ハルマゲドンのなかで、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編)
[さとるの予想と現実の世界のギャップ 2016年]
・<真理経済のモデルをつくろう>
・2016年の12月、さとるは新しい経済学をつくることを志して、幸福の科学のユートピア学術賞*に論文を投稿した。
*ユートピア学術賞:ユートピアに貢献する論文に与えられる賞である
・論文のタイトルは「真理経済への道」で、要点は、「世界経済はバブル崩壊の危機にあるが、その危機は新しい時代をつくるための危機、創造的破壊であり、新しい時代の経済は真理本位制にもとづく真理経済である」というものである。
・結果は落選であった。そこで、さとるは、自ら「真理経済のモデルをつくる」ということを考え始めた。その一つの方法が「絶対負けない投資法」の開発であったのだ。
・主は、2014年のご法話「資本主義の未来」で世界恐慌がくる可能性をにおわせた。そして2016年6月に、イギリスのEUからのブレグジットが決まり、株価は大きく下落をした。
・さとるはこのときから、株価が下がることを見越してリスクヘッジ用の株*を買い始めた。
*リスクヘッジ用の株:株価の暴落に備えた株で日経平均が下がると株価が上がる株
・しかし、2016年にトランプが大統領選に当選をし、ニューヨーク市場は景気回復を見込み株価が上昇した。
・さとるは、アメリカの株価が上がっても日本の株価は下がると予想した。
・理由三つある。
・一つは、日本では消費税の増税が決まっていて、景気が回復する見込みはなかったからである。もう一つは、当時は極端な円安であったもで、いずれ円高になると予想できたからである。
(当時の為替は1ドル117円まであがっていたが、購買力平価*では100円程度と考えられていた。)
(日経平均の株価は輸出産業の比重が高いので、1円の円高で200円ぐらいの暴落になる。)
* 購買力平価:異なる国(通貨)で同じ価値を持つ商品を買える値段
(たとえばコーヒー一杯がアメリカでは1ドル、日本では100円なら購買力平価は1ドル100円になる。)
・三つ目は、中国経済の崩壊である*。日本経済はアメリカよりも中国依存が強いので、「中国経済が崩壊すれば株価は暴落する」と考えられた。
*中国経済の崩壊:全体主義国家中国の崩壊は、今回の救世運動の中心テーマの一つである。参考資料27,28参照
・しかし、NYダウがあがると、それにつれて日経平均も上がり続け、さとるの投資成績はマイナスになった。
(8月6日)
「奇跡物語」
・⇒MS0000「プロローグ - 真実の世界、幻の現実」
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・⇒MSR001「トルストイの『戦争と平和』の主人公ピエールの体験と私の体験」
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