「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編 第4章 2 「新しい経済を考える」)
[世界八十億総天狗] 5月25日(月)
・<世の中の人は、どうしてこの奇跡に気づかないのだろうか>と、さとるは飛行機の窓から空にひろがる壮大な雲海を眺めながら思った。
・<直径0.1㎜程度の小さな小さな細胞が発達をして1万倍以上の大きさの人間になり、その人間が飛行機を発明して空を飛ぶことができ、空から雲海を眺め感動することができる。なぜ、これを自然現象から起きた偶然の産物と思えるのだろうか。>
・さとるには不思議でしかたがなかった。
・<まともな科学の知識があれば、一個の細胞から人間が偶然にできることはありえないことはわかるはずである。まともな生物学の知識があれば、現代のどんな科学技術を駆使しても一個の細胞さえつくれないことはわかるはずである。テレビのワイドショーでは、よく「病気の謎」が話題にされているが、さとるにとっては、「健康に生きていること」の方がよほど不思議であり、奇跡である。>
・<この飛行機一機を飛ばすために、これまで、人類は、どれだけの努力と時間とお金をつぎこんできたのであろうか。飛行機を発明し、つくり、空港をつくり、航路網を整え、管理体制を整備し、それぞれの専門家を育てる。気の遠くなるような知識量、仕事量、時間とお金である。この時空間を越えた発展が、単なる偶然の連鎖で起きるであろうか。>
・<そして、多くの人は、飛行機を利用できることにそれほど感謝をしていない。現在、コロナ感染の影響で、飛行機のなかの人はまばらである。ANAもJALも倒産の危機である。ANAやJALが倒産をしたら世間は大騒ぎをするであろう。飛行機だけではない。世の中の人は、今の生活が維持できることを当たり前と思っている。コロナ感染が広まってから、日本中のいたるところで「お金を配れ」の大合唱が起きている。みんな働かなくても、こんな夢のような生活を維持できるのが当たり前と思っている。>
・<ほんとに釈尊が言うように「世界八十億総天狗の結果、コロナパンデミックが起きているのだな」>と、さとるは思った。
(12月17日)
「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)
・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練
・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界
・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
3 コロナパンデミック狂騒曲
第4章 明らかになる天意
1 崩れゆく現代文明
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