「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編 第4章 3 「娘娘登場」)
[天上界からの警告] 2020年7月8日(水)
・<みんなが早く天上界からの警告に気づいてくれればいいのに>と、さとるはテレビを見ながら思った。
・テレビの画面では、川に濁流が流れ、堤防は決壊し、まわりの田んぼも、人家も、道路も水没している姿が映し出されていた。
・さとるの目に見えた「世の中が静かである」という姿は見せかけであった。中国南部では、6月のはじめから毎日のように集中豪雨が起きて、洪水に見舞われていた。「バッタ被害が深刻になる」という予報もでている。日本でも、ふたたびコロナ感染が広がり始めていた。全国で水害も起きはじめた。
・熊本県を流れる球磨川水系では、2020年7月3日夜より集中豪雨にみまわれ、八代市、芦北町、球磨村、人吉市、相良村の計13箇所で氾濫・決壊し、約1060ヘクタールが浸水した。球磨村の渡地区では浸水の深さが9メートルに達し、特別養護老人ホーム「千寿園」では入所者14人が死亡した。八代市坂本町中心部では住宅に流木や土砂が流れ込むなどの甚大な被害が出た。熊本県内の死者は64人にものぼった。
・福岡県大牟田市では、7月6日午後3時からの3時間で252ミリという「経験したことのない雨量」を観測した。諏訪川の三川ポンプ場(同市汐屋町)の処理能力を越える雨量だったため、内水氾濫が起きた。三川ポンプ場の作業員5人は午後8時15分ごろ、故障を避けるために電動ポンプを停止。水量は作業員の腰の高さまで達し、15分後には全12台が水没したという。この内水氾濫で、避難所となっていた大牟田市立みなと小学校(住民85人が避難)、三川地区公民館(住民157人が避難)は、いずれも道路冠水のため、一時孤立状態となった。さらにみなと小学校では、避難住民の他に、道路冠水により帰宅できなかった約30人の児童と教師21人が建物の2階以上で一夜を過ごした。
・大分県由布市では大分川が庄内町東長宝(小野屋駅周辺)と挾間町下市(天神橋付近)で越流が発生し、市内各地で大分川支流(花合野川、黒川など)の氾濫・土石流や土砂災害が発生した。
・長崎県大村市では土砂崩れが発生し、道路をふさいで通行不可となった。
・佐賀県太良町では、6日午後4時半ごろ、民家裏手にて土砂崩れが発生し、2人が負傷した。
・岐阜県では8日朝、下呂市萩原町中呂の木曽川水系飛騨川で氾濫が発生した。また、加茂郡白川町河岐の白川、美濃市立花の長良川など県内6河川8カ所で氾濫が発生。高山市朝日町西洞や、瑞浪市釜戸町など県内5カ所で土石流やがけ崩れなど土砂災害も起こっている。
・長野県内では7月8日午後の段階で、道路への土砂流出などの影響で松本市や長野市、木曽町の3市町の計約390人が一時孤立した。県などは地区に通じる道路の復旧を急いでいる。
・このあとも、13日から14日にかけて広島県、島根県で、26日から29日にかけて山形県、秋田県で集中豪雨が続き、大きな被害がでている。
・<これだけ続く異常気象は天上界の念いの現れである。創造のための破壊である。とにかく現実を受け入れよう>と、さとるは心をふるいたたせた。
(12月28日)
「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)
・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練
・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界
・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
3 コロナパンデミック狂騒曲
第4章 明らかになる天意
1 崩れゆく現代文明
2 娘娘登場
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