「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編 第3章 2 「生々流転の法則」)
[宗教家が、今世、手にすべき新たな悟り]
・<これが、今世、手にすべき新たな悟りだ>
・さとるは、「勝負に勝つ法」を学びながら、今世の宗教家の魂修行の課題を確認した。それは、「正義と勝負の関係」である。
・『常勝の法』では、「『強いものが生き残っていくシステム』が神の御心である」と説かれていた。つまり、多くの理想家が夢想するように、「神は、この世で正しいものが勝つように応援してくれてるわけではない」ということである。
(実際に、多くの救世主や光の天使はこの世的には敗れていることが多い。)
・このことは二つのことを教えてくれている。
・一つは、「正しきものは、自分自身を鍛えて勝たなくてはいけない」ということである。今世、主が説かれている教えは「正しきものは強くあれ」という教えである。「『正しいものは、神様が応援してくれるから勝つ』という甘い宗教的な思想は捨て去らなくてはいけない」ということである。
・もう一つは、「正しきものが一時的に敗れたとしても、それは不幸ではない」ということである。
・「敗れる」ということは、「弱い」ということを教えてくれただけである。それを教訓として強くなれば神の御心にかなうのである。
・こうした考え方ができるようになって、さとるの一つの悩みが解決した。さとるは「恐慌のような人の不幸を願う心は悪である」と考えて悩んでいたのである。しかし、「恐慌がくる」ということは、人類の弱さ、間違えを教えてくれているだけで、「人々が恐慌のなかで苦しむことも、人生修行の意味では大いによいことである」ということである。
(これは、仏教理論から言えば、まさにそのとおりであり、さとるはそれを理解していたつもりであったが、まだ、ほんとうにわかっていなかったのである。)
・「よし、これを、次回の学習会のテーマにしよう」と、さとるは決めた。
・さらに、『常勝の法』には、チャーチルとヒトラーの念力合戦の話が説かれている。
・これは、まさに、今、トランプ大統領と習近平の間で、善なる宇宙人とアーリマン*の間で起きていることに他ならない。
(その事実が明らかになってくるのは少しあとのことである。)
*アーリマン:ゾロアスター教に出てくる悪神、宇宙の邪神
(11月3日)
「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)
・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練
・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界
・第3章 中国終わりのはじまり
1 コロナパンデミックのはじまり
2 生々流転の法則
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