私の疑問
・先日、ふと、私の心のなかにある疑問がでてきました。
・その疑問とは、「私が当たり前と思っている一番大切にしている教えを、多くの人があまり意識していないのではないか」という疑問です。
・その教えとは、
「あの世には、信仰心しか持って還れない」
という教えです。
😉 私の体験したこと
教えをはじめてきいたとき
・思い返せば、私も、はじめてこのお言葉を聞いたときはピンときませんでした。
・この教えが説かれたのは、2007年の「君よ、涙の谷を渡れ」のご法話です。
・それまでは、「心しか持って還れない」と説かれていました。
（参考 『太陽の法』）
・「心しか持って還れない」というお言葉は、なんなくわかるような気がします。
（ほんとうはわかっていないのですが。）
・「心しか持って還れない」というお言葉がわかるのは、イメージができるからです。
（「自分の肉体のなかに、風船玉のような心があって、死んだあとはそれが残る」というイメージです。）
・しかし、「死んだ後に信仰心だけ残る」というイメージは持ちにくい感じがあります。
・「信仰心のない人は、死んだあとはどうなってしまうのか。」
・「信仰心と関係のない体験や知識は、死んだあとどこに消えてしまうのか」
・「信仰心しかない心ってどんな心だろうか」
等々の疑問がでてきました。
・イメージしにくので、あまり深く考えませんでした。
・ということで、この教えの深い意味を考えることを拒絶されている方はたくさんいらっしゃると思います。
・しかし、この教えは大変大切な教えです。
現在の心境で理解できていること
・そこで、「信仰心しか持って還れない」というお言葉に対して、現時点で、私が理解していることを整理しておきます。
① 真理のみ実在、光のみ実在
・実在する（永遠に存在する）のは真理のみ、光のみです。
（つまり、「信仰心しか持って還れない」というのは、「この世で体験して永遠に持ち続けられるものは信仰心の体験しかない」という意味だと思います。）
⓶ 悪なる思いは取り除かないと実在の世界に還れない
・逆に言うと、この世のほとんどの体験や悪なる思いは、実在の世界から見れば幻のような存在だと思います。
（しかし、「反省して、曇りをとりのぞかないと永遠の世界には還れない」ということでもあります。）
③ この世の体験で意味ある時間は、信仰に関係している時間だけ
・したがって、「この世で体験して意味のある時間は、信仰に関係している時間だけ」ということになります。
恐ろしい話
・この真実は、私たちにとって結構恐ろしい話だと思います。
・私たちは、一日二十四時間の間に、信仰心や真理と無関係な時間をどれだけ過ごしているでしょうか。
・ほとんどの人は、信仰心や真理のことを意識しないで日常生活を送っていると思います。
・つまり、毎日、毎日、無駄な時間のために苦しんだり、汗を流したりしていることが大変多いのです。
（さらに、「還る世界は、『実在の世界』ではなく、『迷いの世界』」ということになってしまいます。）
・仏教の説く六道輪廻とはこのことが説かれているのかもしれません。
（六道輪廻とは、迷いの世界の生まれ変わりです。）
結論
・どいうことで、現在の私の結論を言いますと次のようになります。
① 「信仰心しか持って還れない」の真意は「実在の世界へは、信仰心しか持って還れない」ということ
・実在の世界は信仰の世界です。
⓶ 実在の世界とは菩薩より上の世界である
・幸福の科学においてはあの世の世界を「実在界」と呼ぶことも多くありますが、主が実在の世界と言われているときは、菩薩界より上の世界をイメージしていることが多いと思われます。
③ 弟子は菩薩を目指すべし
・これは当たり前のような、当たり前でないような感じになっていると思いますが、主の教えを学んでいる私たちは「菩薩の世界」を目指すべきです。
・そうでないと、これだけの教えを説かれている主に対して報恩をしているとは言えないと思います。
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