・これは、シリーズTの記事です。
・シリーズTでは、毎年の戦略経典である「法シリーズ」を復習しています。
🙂 忍耐の時代に大切な二つの逆な真理
・2014年の法シリーズは、『忍耐の法』です。
・忍耐の時代には、次の、まったく逆な二つの真理が大切だと思います。
① 現実に直面する勇気
・苦難・困難は魂修行の糧です。
・逃げないで直面する必要があります。
② 逆発想
・「現実に直面する」といっても、四角四面な考え方ではなかなか問題を解決できないことが多いと思います。
・私たちが直面している苦難・困難は、七次元菩薩界への壁であることが多いと思います。
・七次元の壁を突破するのに、柔軟な発想が役に立つことがあります。
・「現実に直面する」という真理も、「逆発想」という真理も、当サイトで何度もお話をしている大切な真理です。
・今までも、学びも踏まえて、実践的に考えたいと思います。
私個人の自己採点
・私個人の自己採点では、①の「現実に直面する」は50点です。
・私は、恐怖心が強く、「勇気」が最大の課題の一つです。
・人生から「逃げまくっている」というほどひどくはありませんし、チャレンジすることもしないではありません。
・「ほどほど実践をしているが、まだ、合格点にはいっていない」というところだと思います。
・②の「逆発想」の自己採点は、75点です。
・こちらの方は、好きですし、実践できていると思っています。
・というわけで、①の「現実に直面する」に関しては、私の反省を含めて「これからの自分自身の指針」のお話をしたいと思います。
・②の「逆発想」に関しては、経験的につかんだ真理のお話をする予定です。
・今回は、①の「現実に直面する」のお話をします。
🙂 現実に直面する
・苦難・困難にあるときに、人はそれに直面することが必要です。
・あるいは、進んで苦難・困難に直面する勇気を持つことが必要です。
主のお言葉
・主は、『忍耐の法』のなかで、次のように説かれています。
人生においては、苦難や困難など、さまざまな試練に見舞われることになっていますが、私は、「それを要領よく避けて通ればよい」と考える人生観の持ち主ではありませんでした。
私は、「自分の魂の向上」「自分の精神性の向上」を、人生の大きなテーマの一つだと自分なりに捉えていたのだと思います。
その後の人生を見ても、私は、やはり、「いつも、迷ったら困難な道を選ぶ」ということを常としていたように思うのです。
現実の問題
・「厳しい道を選べ」というのが主の教えです。
・ここで、私（たち仏弟子）には、心の葛藤が起きます。
・主の教えは真実です。
・絶対に実践すべきです。
・しかし、肉体中心の私たちの心からは悪魔のささやきが聞こえてきます。
・「そんなに無理をしなくていいよ。せっかくの人生楽しい方がいいじゃない」と。
・「幸福の科学の活動が、長く続いているにも関わらず、主の御心が成就していない」ということは、弟子たちが、主の教えと「悪魔のささやき」の間を行ったり来たりしているからだと思います。
私の考えていること
・私自身も、過去に、「苦難・困難に向かってチャレンジしたこと」もありますし、「現実から逃避したこと」もあります。
・その結果、今、「真理」と「弱き心」が対立したときに考えていることは以下の通りです。
（以下の内容は、「会員ページ」の「『永遠の仏陀』の深読 第3章 精進の力②」で掲載した内容を改訂したものです。）
① 自分の中道を考える
・「真理」と「弱き心」が対立したときに、私が、いつも考えるのは「自分の中道」です。
・「そのときの自分にとっての最善を尽くそうとする」ということです。
（現実の自分は、かなり甘い人間です。「最善を尽くす」と言っても、きっと「ほんとうの最善」ではないと思います。かなり「甘めの最善」です。それでも、そのときの自分なりの最善を尽くそうとします。）
② 反省する
・「自分なりの中道』を実践したときに、いろいろな問題が起きます。
（現実の問題と、心の揺れの両方です。）
・それを「縁起の理法」として受け止めて、反省をします。
反省の具体例
・たとえば、真理の勉強をしないで俗なテレビ番組を見て、「人の不幸を喜んでいる自分」を感じたとします。
・そのときに、「そういうテレビ番組を見るのを止めよう」という反省のしかたはしません。
（この反省の仕方だと、また、同じ失敗をすることがよくあります。）
・どういう反省をするかというと、「人の不幸をよろこんだあとにくる揺れる心を見つめる」のです。
（「人の不幸をよろこんでいるときは、人の幸福に嫉妬して、心が揺れます。）
・それを反省をします。
・そうすると、「人の不幸をよろこぶ」愚かさを感じることができるようになります。
③ 最後は教えに戻る
・そこまで反省した後に「仏言」に戻ります。
・すなわち、「仏法真理を知る悦びが、人生最大の悦びである」とかみしめるのです。
・そうすることにより、くだらないことに幸福を感じていた自分を捨てることができるようになっていきます。
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