MSO234 「奇跡物語」外篇234 「エロ―ヒムの本心」を考える④  罪を犯している私たちが考えるべきこと(自由の創設)

「奇跡物語」

第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

・ここでは、第三篇の前提になります、2021年の御生誕祭のご法話「エロ―ヒムの本心」の話をします。

 🙂 罪をおかしている私たちが考えるべきこと(自由の創設)

・前の記事で買いたような理由で、現代世界では、だれしも、闇の勢力圏に片足をつっこみながら生活をしています。
・だから、「闇の勢力をつぶせばよい」という単純な二元論でユートピア運動を考えると間違えることになります。
(イエス様は、「あなたがたのなかで、罪のない人は、この女に石を投げなさい」とおっしゃられました。七次元の中心思想は「許し」です。)

・そこで「どうすべきか」を教えてくれているのが、ハンナ・アレントの思想です。
・ハンナ・アレントは「自由の創設」を提唱しています。幸福実現党の主張もこれと同じです。
・ハンナ・アレントは、生前、ナチスの強制収容の責任者であるアイヒマンが単なる小役人であり、「ユダヤ人が考えているような悪魔ではない」と言って、ユダヤ人の仲間から大きな批判を受けました。(悪の凡庸性)
・幸福の科学の霊言では、ハンナ・アレントは、「自分たちの考えが正しいという前提で、中国やオバマ政権を批判している質問者の考え方が、必ずしも神の御心と一致していない」ということを教えるために、中国やオバマ政権側の立場に立った発言をしています。

中国が全体主義国家であるか否か、それを論じるには、中国についていろいろ知っていないといけません。・・・たとえ、中国であっても、秦の皇帝のようになれる人は誰もいないんです。・・・(習近平は)中国的に変形された民主主義的指導者の一人であると言えます。・・・日本(の首相)も似た様なものです*。

*安倍首相のこと:当時の幸福の科学はある程度安倍首相を支持していた。
ヒトラーのナチズムと日本の東条イズムは密接な友情関係を築いていました。

あなたがたが、すでに洗脳されているか、いないか、チェックしたいんです。

・霊言では、質問者はハンナアレントに対して的確に答えることができず、最後は、ハンナ・アレントが幸福の科学側の立場に立った意見を言っています。

・また、『ハンナ・アレントと「自由の創設」』では、次のように説かれています。

今の中国だったら、“アイヒマン”など、もう山のようにいるはずです。(主のお言葉)
「悪口の自由」を残しておかないと、やっぱり、権力者に対抗する手段がないから。(ハンナ・アレントの言葉)

・人間は間違える存在であり、悪はどこにでもあります。「神様を自称する人を全人類が盲目的に従うのもよくない」ということです。
(要するに、「自由な議論のなかで信仰を広めていく必要がある」ということです。)

(9月3日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
をご覧ください。