MSO235 「奇跡物語」外篇235 「エロ―ヒムの本心」を考える⑤ 一神教の神と至高神の違い

「奇跡物語」

第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

・ここでは、第三篇の前提になる2021年の御生誕祭のご法話「エロ―ヒムの本心」の話をします。

:-) 一神教の神と至高神の違い

・前回、「私たちのなすべきことは自由の創設である」という話をしました。「自由の創設」の意味していることは次の二つです。
・一つは、「誰か一人の意見ではなく、自由な議論のなかで、正しさを見出すシステムが望ましい」ということです。
・もう一つは、「自由を発揮して生き残れる競争社会は主の御心に適っている」ということです。

・この二つの点は(多くの幸福の科学の信者さんとは逆の感覚になると思いますが)、「『正しい神様がいて、それにみんなが従えばいい』という考えは、必ずしも主の御心にかなっていない」ということを意味しています。
・感覚が逆になっている人は、至高神を一神教の神と取り違えています
・「正しい神様にみんながしたがう」というのは一神教の考えです。主は、一神教の神様ではなく至高神です。主の御降臨の目的は「正しさを実現すること」ではなく、「正しさの基準を打ち立てること」なのです。(これが「エロ―ヒムの本心」です。)

・至高神のもとで、「自由の創設」をユートピア建設に結びつけるためには、次の二つのことが必要です。
・一つは、「競争に勝った人のなかで、騎士道精神を発揮できる人間が社会のリーダーになるべきである」ということ。
・もう一つは、「競争に勝てない人が『自由の創設』を受け入れるために、正しい信仰心をひろめる必要がある」ということです。
(逆に言いますと、競争に勝てない8割の人は、信仰心を持っていなければ「自由の創設」に反対します。これが社会主義です。幸福の科学のなかにも社会主義思想はたくさんあります。)

(9月4日)

お知らせ

ブログランキング参加中です。
真実の霊界観を広めるためにご協力をお願いします。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村ランキング

「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
をご覧ください。