「奇跡物語」
第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。
・ここでは、主の御本心を理解するために、ハンナ・アレントについての話をします。
:-) 認識する(わかる)ということ
・私たちには、目の前に見える物は、それだけで存在しているように見えますが、これは勘違いです。
・実は、私たちがいないと物は存在しないのです。物が存在するには、心の中の概念と物質世界の現象が一致することが必要なのです。
(私たちの認識力では理解しがたいことですが、量子力学の世界では、私たちが観察していないときには複数の世界があったものが、私たちが観察をすると一つの世界になります-「シュレディンガーの猫」の話。これは、パラレルワールドが存在するということで解釈されています。)
・つまり、「ものごとを認識する」ということと、「ものごとがある」というのは同じことなのです。(「人間は、考えた通りのものになる」という教えを学んでいますが、「自分が考えている以外の人間になることはできない」ということです。)
・ここで、それぞれの人の中心概念と全体主義の関係を考えます。
・五次元の世界の中心概念は善です。要するにケンカをしないことです。この目でものを見ると、みんなと仲良くしないで自由にしている人が悪に見えます。(これが、「みんなが同じでないといけない」という全体主義のはじまりだと思います。)
・六次元の世界の中心概念は真理です。要するに自分が(神に向かって)進歩することです。(神に向かうので五次元より大きな情報量が必要です。)
・この目でものを見ると、自分の自由を阻害する人が悪に見えます。
(これが全体主義の進化型かもしれません。)
・七次元の世界は愛です。一人ひとりが神に向かいながら全体の調和を目指します。
(六次元までの世界では、自分の立場からものごとを見ているので、見方が一方的です。七次元になると、いろいろな立場から物が見えるようになります。そのためすごい情報量になります。)
(五次元が影絵でものを見ている人だとすると、六次元は一つの場所から実際の世界を見ている人、七次元はいろいろな場所に行って自由自在にものを見ている人ぐらいの差です。どれぐらい動けるかはその人の認識力に比例するはずです。)
(9月9日)
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「奇跡物語」
第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。
第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。
公開済みの記事をご覧になりたい方は、
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⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
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