「奇跡物語」
・至高神主エル・カンターレの直説金口の法が説かれる奇跡の時代。人類に襲いかかるハルマゲドンの危機。そこに隠された地球の未来計画。
そのなかで貯金残高200万円、年金暮らしの老人が、「絶対幸福」と「1億円の財産づくり」を目指す、実話に基づいた現在進行形の小説です。
(月曜日から土曜日までの毎日17:07に公開予定です。)
・詳しくは、⇒GMS01「『奇跡物語』の御案内」をご覧ください。
(以下本編 [パニックのきざし]の続き)
・さとるは、朝川町の2月の学習会に向かう途中である。
・世間はコロナの話題一色である。東京駅に降り立つと多くの人がマスクをつけている。『マスクはどこにも売っていないのに、なぜ、みんなマスクを持っているのか?』、さとるには不思議でしかたがない。さとるはマスクの必要性は感じていなかったのでマスクを無理して買おうとはしなかった。しかし、目立つのは好きでない。羽田空港に向かう電車に乗って「仲間がいないか」と思ってマスクをしていない人間を探したが、同じ車両のなかに三人しか見つけられなかった。「これで、セキでもしたら大変なことになりそうだな」と、さとるは<マスクが売られているときにスーパーでマスクを買っておけばよかった>と後悔をした。
・スーパーでは、マスクに続いてトイレットペーパーもなくなっていた。SNS上で「トイレットペーパーがなくなる」というデマが流れて、多くの人がトイレットペーパーの買いだめに走ったのだ。トイレットぺーパーに関しては、マスクと違い、メーカーの方も「在庫は十分にあります」というアナウンスをしているにもかかわらず買いだめの動きは止まらない。
・さとるは、群集心理の恐ろしさを感じた。東日本大震災のときも、最大の被害をもたらしたのは、原発に対する誤った対応と風評被害である。原発で死んだ人や病気になった人はいないが、原発に対する政策のせいで亡くなられたり、病気になったり、経済的に困窮した方は数えきれないほどたくさんいるのである。
・これから、様々な災害が起きることや、経済危機が起きることが予言されている。みんなの恐怖心という群集心理とそれにおされた誤った政策が、混乱を助長することは、想像するにかたくない。
(10月22日)
「奇跡物語」目次(現在公開中の記事)
・第1章 奇跡のはじまり
1 復活
2 さとるの苦悩
3 発展の構図
4 火と水の試練
・第2章 光の世界
1 光る人生
2 使命の実現へ
3 絶対幸福の世界
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