- この記事は、「心の変革の秘訣」のガイダンス記事です。
- 「心の変革の秘訣」のプラス面からのアプローチに関しては、
⇒A400「心の変革の秘訣」をご覧ください。 - この記事では、マイナス面を取り除くための話を紹介します。
問題解決の考え方
- 非常に当たり前の話をします。
- ふつうの人間は、問題が起きるとその問題を解決しようとします。
- 病気になれば、病気を治そうとします。
- 仕事で失敗をすれば、仕事で成功する方法を考えます。
- 人間関係で問題が起きれば、その改善を考えます。
- ところが、それで、問題が解決しないことがよくあります。
- 当サイトでは、問題を「現実の問題」「心の問題」「霊的な問題」の三つに分けて考えることを提唱しています。
- 現実問題で解決できないときは、「心の側面」「霊的な側面」から解決を図るのが良いと思います。
悩みの原因はストレスである
- まず、「心の側面」を考えます。
- 世の中の悩みの原因はほとんどストレスです。
- ものごとがうまくいかないと、人間は、ストレスを感じます。
- これが苦しみ、悩みのもとです。
- ストレスが強くなると、さらに悪いことが重なります。
- 病気になります。
(病気の原因の多くは自律神経系のアンバランスです。) - 人間関係が悪くなります。
(人間は霊的存在で、相手のストレスを感じます。) - 仕事もできなくなります。
(体調が悪く、人当たりが悪い人間の仕事がうまくいくはずありません。)
- この循環で、問題が大きくなります。
- したがって、幸福になる秘訣はストレスを上手に処理することです。
ストレスの種類
- どのようなストレスを感じているかは、その人のタイプによります。
- 大きくは、二つの両極端に分かれます。
がまんによるストレス
- 「がまんによるストレス」は、タイプで言うと、悲観的なタイプ(まじめタイプ、協調タイプ)が感じるストレスです。
- 悲観的なタイプは、失敗を恐れて、いろいろなことをがまんします。
- がまんをしていると、“がまんできる自分”は“よい人”で、“自己主張をしている他人”は“悪い人”に見えます。
- “よい人”である自分が不幸、“悪い人”である自己主張をしている人が幸福そうに見えるのでストレスをためます。
- 自分の不幸を人のせいにしているので、いつまでたっても幸福になれません。
思い通りにならないストレス
- 「思い通りにならないストレス」は、タイプで言うと、積極的なタイプが感じるストレスです。
- 積極的タイプは自己主張をします。
- 自己主張をするので、うまくいかないと人から責められます。
- 人から責められると、防衛本能が働いて、相手の悪いところを責めます。
- その結果、人間関係が悪くなります。
- 仕事も、人間関係も悪くなり、ストレスをためます。
ストレスの背後にある霊的な問題
- 人間は、魂修行のために、この地上に生まれてきています。
- 魂修行の場ですので、人生には「苦しみ」があります。
- この「苦しみ」にいかに対処するかによって、人生航路が決定していきます。
- つまり、ストレスは、「魂修行の教材」です。
- したがって、ストレスを処理するためには、その人の性格、環境と魂修行の内容を総合的に考えてアプローチす必る要があります。
タイプ別のストレス対策
- ここでは、タイプ別のストレスの処理の仕方の結論だけを紹介します。
- 霊的な意味は、次のページ⇒A400c「タイプ別のストレスの特徴」をご覧ください。
① 積極タイプの対策
- 発展を中心にすえながらも、無理しすぎないようにすることが大切です。
- 宗教的な光を心にいれることをおすすめします。
- 具体的な方法に関しては、⇒H004「無謀タイプと病気」をご覧ください。
② まじめタイプの対策
- ストレスの問題を別個切り離して考えるのではなく、人生全体の問題を考える必要があります。
- 具体的には、自分の中心概念を決め、取る物と、捨てるものをはっきりさせる必要があります。
- 本サイトの提唱は、AT006「慎重タイプのページ」に出ています。
③ 平和タイプの対策
- この世的な能力を身につけるようにがんばりましょう。
- 具体的には、⇒AT003「平和タイプのページ」を参考にしてください。
- 本サイトの提唱は、⇒AT005「霊的なタイプのページ」に出ています。
④ 協調タイプの対策
- 協調タイプの場合、心の変革をすすめるのが一番良いと思います。
- 本サイトの提唱は、⇒AT006「慎重タイプのページ」に出ています。