MSO240220 悟りの試験である「祝福の心」

「奇跡物語」外篇 富の奇跡実現編

「富の奇跡の実現」のための「魂修行」、「信仰心=心の在り方」、「豊かさ」の関係の話です

[悟りの試験である「祝福の心」]

(嫉妬心の話の続きです。)

④ 嫉妬心を克服する「祝福の心」
・嫉妬心の克服の鍵は「祝福の心」にあります。「祝福の心」は、悟りにとって非常に重要な徳目です。「祝福の心」では、次のように説かれています。

(「祝福の心」は、主の)若いころの悟りとかなり密接な関係があります。・・・
 この言葉は、私にとって、とても大事に思われる言葉です。・・・
 「祝福の心を持てるかどうか」ということは、自分自身を向上させる上での、一つの「悟りの試験」でもあるのです。

・祝福の心が、なぜ、悟りの試験になるかというと、「祝福の心」は、悟りを求める心とは矛盾した面があるからです。どういうことかというと、「悟り」を求める人間は、当然のことながら向上を目指します。向上を目指す過程では、どうしても他者との競争が出てきます。競争があれば、比較が生まれ、そこに嫉妬心や劣等感がでてきます。嫉妬心や劣等感で苦しんでいる人間は、ライバルの不幸や失敗を喜ぶようになります。これは人間の本能です。ですから、「祝福の心」は、悟りを求めるものの本能に反する心なのです。

・この本能に打ち勝って、仏の喜ぶ道を選ぶのが悟りの道です。
(意地悪い言い方をすれば、「嫉妬心や劣等感が起きないようなら向上から逃げている」という言い方もできると思います。)

(次回へ続く)

(2月20日)

「奇跡物語」外篇 富の奇跡実現編
⇒MSO240104 真理の実践による富の奇跡➀ 出発点
⇒MSO240105 真理の実践による富の奇跡② 問題点
⇒MSO240106 問題の解決に向けて - 「苦」「集」「滅」「道」の「滅」と「道」
⇒MSO240108 真理の実践による富の奇跡③ 結論
⇒MSO240202 念いは実現する
⇒MSO240206 心の種子
⇒MSO240207 理想実現の要諦
⇒MSO240208 思いつづける
⇒MSO240209 持続の天才
⇒MSO240210 創造の自由
⇒MSO240212 全知全能の神の一部となる
⇒MSO240213 永遠なるものに奉仕する
⇒MSO240214 使命に目覚める
⇒MSO240215 ほんものの信仰心
⇒MSO240216 「魂修行」と「信仰心=心のあり方」と「豊かさ」の関係
⇒MSO240217 嫉妬心の正当化が貧しさを呼ぶ
⇒MSO240219 嫉妬心の克服
⇒MSO240220 悟りの試験である「祝福の心」
⇒MSO240221 現代の危機と「嫉妬心」、「祝福の心」

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめる