MSO242 「奇跡物語」外篇242 ハンナ・アレントと『心眼を開く』② 主の教えの中心部分にあるもの 

「奇跡物語」

第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

・ここでは、主の御本心を理解するために、ハンナ・アレントについての話をします。

 🙂  主の教えの中心部分にあるもの

・ハンナ・アレントの思想や「全体主義との戦い」を理解するための前置きとして、『心眼を開く』に関する話をします。

・『心眼を開く』は2020年の7月7日に説かれた説法で、弟子向けの御生誕祭ご法話ではないかと思っています。
・「心眼を開く」とは、「霊道を開く」ということであり、「普遍の真理に目覚める」ということです。(結論との関係で言うと、「普遍の真理」と反対的なものが「全体主義」ということです。)

・第一章では、『心眼を開く』ための足腰の部分である「主の政治、経済、哲学的面での主の内面の軌跡」がハンナ・アレントの話を中心に説かれています。

・私の印象では、ハンナ・アレントの思想を理解するには、心の中の時空構造を理解する必要があります。
(『ハンナ・アレントと「自由の創設」』の第3章の図1、図2は人格と時空間を三次元の座標で考えたものを二次元で現したものです。)

・「心の中の時空構造」というのは、主の教えの中心部分です。
(心の中の時空構造は『太陽の法』、『黄金の法』、『永遠の法』の三部作で説かれています。その要点が、『太陽の法』の第1章3「存在と時間」であり、『若き日のエル・カンターレ』第5章「存在と時間」です。主の説かれる「存在と時間」は、ハイデッカーの説く「存在と時間」と深い関係があり、ハンナ・アレントはハイデッカーの弟子であり恋人です。主が、大学時代に「存在と時間」を読んでいる様子は映画でも描かれていました。)

・ポイントは、「神に向かう目的をもった時間と空間がある」ということです。
(ハイデッカーの思想の中心はここにありますが、神という言葉を使わなかったことで、天上界でヘーゲルに責められました。ハンナ・アレントも「神に向かう」という言い方はしていないと思います。)

(9月8日)

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

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