MSO241 「奇跡物語」外篇241 ハンナ・アレントと『心眼を開く』① 主の使命(つまり、弟子がなすべきこと)

「奇跡物語」

第三篇 『創造の法』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

・ここでは、第三篇の前提になります、2021年の御生誕祭のご法話「エロ―ヒムの本心」の解説をします。

:-) 主の使命(つまり、弟子がなすべきこと)

・「エロ―ヒムの本心」の記事を書いたあとに、幾人かの方との話のなかでハンナ・アレントの話題がでました。その後、『心眼を開く』を読んでいて、この経典の中心テーマの一つがハンナ・アレントであることを再確認し、この話はもう一段掘り下げる必要があると感じたので、考察を進めることにしました。

・今回も難しい話なので、先に結論を述べておきます。今回の話で一番大切なことは「主の今世の大事な使命(つまり、弟子の仕事)の一つは、『全体主義との戦い』である」ということです。
・ここで大切なことは、「主は全体主義者と戦っているのではない」ということです。(要するに、思想戦をしているということです。)

・全体主義をわかりやすく説明すると(あまり正確な表現ではありませんが)「(『自分の考えが正しい』と思って、)『自分の思い通りに世の中を動かそう』と思っている」ということです。すべての人の心のなかには全体主義的な部分があると思います。特に、仏弟子や社会のリーダーにはこの傾向が強くでてきます。
(要するに、「全体主義との戦い」とは、「一人ひとりの心の中にある全体主義との戦いでもある」ということです。)

・そして、結論としては、全体主義と戦うためには正しい信仰を持つことが必要です。以降の記事で「なぜ、そうなるのか」を説明します。

(9月7日)

お知らせ

ブログランキング参加中です。
真実の霊界観を広めるためにご協力をお願いします。

にほんブログ村 哲学・思想ブログ スピリチュアル・精神世界へ
にほんブログ村ランキング

「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)(公開済み)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
をご覧ください。