S006 タイプ別問題解決の考え方

問題解決の方法

  • 問題解決の方法は三つあります。
    ① 一人ひとりの性格、タイプから魂修行の課題を考える
    ② あらわれている問題(悩みや病気の内容)から考える
    ③ 家族全体の問題として考える

一人ひとりのタイプから魂修行の課題を考える

悲観タイプの人

  • 悲観タイプの人の魂修行の課題は、マイナス思考です。
  • マイナス思考の人には、自分の問題や家族の問題を大問題だと感じています。
  • その結果、自分はストレスで悩み、まわりの人間の悪いところを増幅させます。
  • この段階にくると、悪霊が憑依してきます。
  • 悪霊が憑依すればありとあらゆる問題が起きてきます。
  • つまり、問題そのものよりも、心の感受性の方が問題なことが多いのです。

霊的平和タイプの人

  • 霊的平和タイプの人は、魂的には優秀ですが、この世のストレスに弱いという問題点があります。
  • ストレスに弱いので、裕福な過程で育てば、ストレスを避けるように育てられます。
    (逆境のなかにいると、ストレスに強くなって、タイプが変わります。)
  • その結果、副交感神経優位になっていて、アレルギー系の病気になったり、勉強に挫折することが多くあります。
    (参考 ⇒AT003「平和タイプのページ」⇒A103「無理をするタイプ」「あきらめるタイプ」
  • ご両親が、本人の才能と弱点のアンバランスを理解できないと、問題が悪化して、悪霊に憑依されやすくなります。
  • 悪霊は、家族の弱いところに憑依してきます。
  • その結果、ひきこもりがちになることもよくあります。

まじめタイプの子供

アスペルガーの傾向のある人

  • 「天に二物を与えず」という言葉もあります。
  • ある種の能力が発達していると、極端に劣った面があることがあります。
  • 逆に言えば、極端に劣ったところがある場合に、別の優れた能力が隠されていることがあります。
  • いわゆるアスペルガーの傾向がある人には、この可能性があります。
  • 人と同じように考えられない人は、劣っているのではなく、優秀な面がある可能性があります。
  • 霊的な見方をすれば、障害は、障害ではなく個性です
  • 詳しくは、 💡 ⇒AT005「霊的平和タイプのページ」をご覧ください。

積極タイプの人

  • 積極タイプの人の魂修行の課題は、慢心です。
  • 成功している人間の99.99%は慢心します。
  • 慢心は、文明の発達した現代人に対して、神様が与えられた課題であると考えられます。
  • 普通、成功している人間は反省ができません。
  • 反省できるのは、過去に失敗して痛い目に合っている人間か、そうとうに霊的能力が高い人間だけです。
  • 「慢心」すると、必ず問題が起きてきます。
  • 生活習慣病とか、人間関係の不調和、仕事上の失敗です。
  • それを、自分の責任ととらえて反省できた人は、再び成功への道に歩みだせます。
  • 問題が起きる前に、与える愛の実践、真理の学習、反省、健康管理が実践できるようでしたら理想的です。
  • 健康管理に関しては、H004「無謀タイプと病気」を参考にしてください。

悩みや病気から考える

家族全体の問題として考える

  • 家族の関係は偶然ではありません。
  • みんな家族を選んで生まれてきています。
  • 幸福の科学の『信仰告白の時代』第4章「悟りの復権」では、次のように説かれています。

両親に対しての不満もあるでしょう。しかし、その両親を知っていて生まれてきたのは、みなさん自身なのです。「親が勝手に産んだ」というのは根本的な間違いであり、必ず自分で親を選んで生まれてきています。
自分が何者であって、いかなる人生計画を持っている人間であるかということは、過去を振り返ってみればよくわかります。あなたの両親は、どのような仕事をしていましたか。あなたは、どのような家に生まれましたか。・・・

  • 経済的にある程度安定している家庭で、まじめな親のもとに生まれる子供は、ストレスに弱くなるのが普通です。
  • 勉強で挫折しなければ、この世の成功に向かうまじめタイプになります。
  • 勉強で挫折すれば、非行に走ったり(無謀タイプ)、心の世界に向く霊的平和タイプになりやすいです。
  • 親は、仕事上で失敗をすれば、それが魂修行の課題になります。
  • その場合、家族の修行課題も、逆境のなかでの生き方になります。
  • 経済的に問題がなければ、夫婦の問題子供の問題病気の問題が出てきます。
  • 問題が起きないのは、大きな与える愛に向けて努力をしている人だけです。
  • その場合は、ユートピア建設が問題になってきます。

家族の問題は自分の鏡である

  • 家族の問題は必ず起きます。
  • 問題が起きたときは、本人の問題もありますが、家族一人ひとりの問題でもあります。
  • 家族の姿は自分で思っている以上に自分の姿を映している鏡です。