MS2118 「奇跡物語」142 さとるの苦い思い出

「奇跡物語」第2篇

「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、『秘密の法』を自分の「常識」に変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、日々、神に生かされていることの神秘に感謝している。
「奇跡物語」第2篇はその実践記である。

・詳しくは、⇒GMS05「『奇跡物語』第2篇記事一覧」をご覧ください。

(以下本編 第1章2「光をたくわえる」)

[さとるの苦い思い出]

<撤退できない人間は破綻することが多い>

・これは、非常に大切な教えである。撤退できない理由のほとんどは悪しきプライドである。
・『幸福へのヒント』で、主は、「倒産の原因はほとんど見栄である」と説かれている。矢内原忠雄の霊は、霊言のなかで、悪の原因として、「世の中はプライドの塊。プライドを守るためなら何でもする」と説かれている。「天使の条件」で、主は、「転落の原因はプライド」と説かれている。プライドで撤退できないことが身を滅ぼす原因なのである。

・さとるは「プライドが身を滅ぼす原因であること」を身をもって体験している。さとるが「天使の条件」のご法話を聞いたときは、まさしく、プライドで苦しんで、霊障*になっていたときだったのである。

*霊障:長期間悪霊に憑依されていて本来の活動ができないこと

・それは1991年の大伝道のときであった。さとるが幸福の科学の職員になったばかりのときである。さとるは、講師試験に何回かチャレンジして落ち続けていた。伝道も思うようにはできなかった。<東大で先生までやっていた自分が幸福の科学では講師になれない、実績が出せない>と、さとるは苦しんだ。
・特に、指導局で仕事をするようになったときは地獄であった。指導局の仕事の一つは「講師を養成すること」である。指導局員は、さとるを除いて全員講師資格を持っていた。指導局の課長でありながら、講師資格を持っていないということのプレッシャーは相当なものであった。
・今、考えれば、自分の未熟さを認めてがんばれば、なんということはなかったのであるが、当時は、どうしてもそれができなかった。

・さとるだけでない。さとるが見るかぎり、東大や幸福の科学では、多くのエリートがプライドのために苦しんでいる。テレビを見ていても、多くの政治家や知識人がプライドを守るために苦労をしている。
<自分の失敗を認め、やり直しをすれば道は開ける。>

・こんなかんたんなことが「成功の秘訣」であるが、それがわからないのが人間の愚かさである。
(主は、人を見るのに一番かんたんな方法が「順境と逆境の両方を経験させること」と説かれている。)

(3月31日)

第1章2「光をたくわえる」小題

⇒「光をたくわえる」
⇒「さとる、光を充電する」
⇒「さとるの一日」
⇒「さとる、奇跡を考える」
⇒「なぜ、主の望まれ奇跡が起きないのか」
⇒「さとる、エル・カンターレ信仰による奇跡を考える」
⇒「さとる、一旦、撤退する」
⇒「さとるの苦い思い出」
「さとる、2021年について語る」(4月1日)
「さとる、正見を語る」(4月2日)
「菩薩になるための正しい世界観①」(4月3日)
「菩薩になるための正しい世界観②」(4月5日)
「さとる、ご法話の流れを語る」(4月6日)
「エル・カンターレ祭、御生誕祭と法シリーズの流れ」(4月7日)

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「奇跡物語」

第1篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) (公開済み)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

サトルの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第2篇で次第に明らかになってくる(と思われる)。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第1篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
をご覧ください。