「奇跡物語」 『伝道論」
本論-『十字架の女』シリーズの学びから
[不幸なできごとと縁起の理法]
(「アグネスの成長の過程」の話の続きです)
・第一巻、第二巻、第三巻へとアグネスの魂は成長していきます。(私の考えでは)ここでの大切な学びの論点は、➀ 信仰の発展段階、② そのための経験、③ そこで身につけた霊能力、の三つです。この三つの観点を踏まえて、それぞれの魂の段階での学びを考えます。
2 第一巻での学び
➀ 不幸な事件との出会い
・第一巻で、アグネスは純粋に生きていますが、「不幸な事件」に出会います。ここでの学びのポイントは、「人生は苦である」ということと、「『苦』には『苦』にであうだけの原因がある(縁起の理法)」ということです。
・アグネスは、この世的には「不幸」に出会いましたが、霊的には、これは、必ずしも「不幸」ではなく、正しい対処をすれば、これが「宝」になるということです。(どの程度の事件に対して、闇を光に転換する能力があるかが、各自の霊格ということになります。)
・アグネスの場合は、「不幸な事件の原因は、アグネスの『同情心』にありました。第三巻では、「同情心が相手の悪を助長させることもある」ことが説かれています。これが、アグネスの救世主になるための修行課題であったわけです。
(7月11日)
<伝道論 - 各論>
Ⅰ 『十字架の女』に学ぶ
⇒MSO240708 『十字架の女』を読み解くための大きな三つの視点
⇒MSO240709 教養小説としての『十字架の女』シリーズ
⇒MSO240710 霊的能力の発展段階
⇒MSO240711 不幸なできごとと縁起の理法
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「奇跡物語」
第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練)
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。
さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。
第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。
第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。
第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめる。
公開済みの記事をご覧になりたい方は、
⇒GMS02「『奇跡物語』第一篇 記事一覧」
⇒GMS03「『奇跡物語』参考資料一覧」
⇒GMS04「『奇跡物語』外篇記事一覧」
⇒GMS05「『奇跡物語』第二篇記事一覧」
⇒GMS06「『奇跡物語』第三篇記事一覧」
⇒GMS07「『奇跡物語』第四篇記事一覧」
⇒GMS08「『奇跡物語』第五篇記事一覧」
⇒GMS09「『奇跡物語』外篇「魔法の経済学」一覧}
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