MSO250701 映画「ドラゴン・ハート」からの学びと真理の学び方④

[勘違いの理由]

・前回、映画の学びの話をしました。その話の続きです。

③ 勘違いの理由
・前回、私たちがおかす真理の勘違いのいくつかの例を紹介しました。
・その勘違いは、「目に見える世界(=結果)をほんとうの世界だと思っていること」から起きています。
(結論を言えば、これが裏の価値観です。)

・「目に見える世界がほんとうの世界」に見えるので、「目に見えて苦しんでいる人を救うことが高級霊の愛(=仕事)だ」と勘違いしているのです。
(表の世界の高級霊の愛は許す愛です。表の世界の高級霊の仕事の中心は心の教えを広めることです。)

・「目に見える世界がほんとうの世界だ」と勘違いしているので、「この世の苦しみから逃げる老荘思想」と「人々の魂を救う仏教思想」の区別がつかないのです。

・「目に見える姿を理解すれば真実がわかる」と思うから、「釈尊がシャンバラの姿を説ける」と勘違いしているのです。
(あるいは、「映像を見て自分たちが理解した世界がシャンバラのほんとうの姿である」と勘違いしているのです。)

④ 裏の世界、表の世界
・裏の世界の住人はこの世で力を発揮するために霊的な修行をしている住人です。それが、人々のためになれば白魔術になりますし、人々に害悪を及ぼせば黒魔術になります。動機は自分が偉くなることです。それが愛の行為になるか、悪の行為になるかは結果論の部分が大きいのです。

・表の世界の住人は魂修行を中心に考えます。六次元であれば自分の魂修行(=動機のところ)が中心ですし、七次元になれば人々の魂修行を考えます(ここでは結果責任がでてきます)。八次元以上になると「魂修行の場」を護ることが中心課題だと考えられます。

⑤ 人々が地獄に堕ちる理由
・地球が危機を迎えたのは、科学文明が発達して、人々が住みやすくなってこの世に執着する人が増えたからです。

・科学文明を発達させてようとしている優秀な唯物論の科学者も、現代文明を発達させようとしている優秀な唯物論の政治家や経済人も、決して悪意の塊で仕事をしているわけではありません。
・(過去世で宗教を学んでいて)世のため人のためと思って仕事をしていることも多いと思います。しかし、結果として多くの人を傷つけたり、堕落させている部分があるので、根本の思想に誤りがなかったどうかの反省が求められて地獄に堕ちるのだと思います。
(「指導者クラスの人間は、結果責任をとらなければいけない」ということです。逆に言えば、動機が愛でも天国には還れないということです。また、悪人をこらしめることが菩薩の仕事ではありません。繰り返しになりますが、菩薩の愛は許す愛なのです。)

・整理すると、「地獄に堕ちる原因として、動機の問題と結果の問題があるが、どの部分の責任を問われるかは、修行の段階による」ということです。

(次回へ続く)

(7月1日)

⇒MSO250625  映画「ドラゴン・ハート」からの学びと真理の学び方
⇒MSO250627 映画「ドラゴン・ハート」からの学びと真理の学び方②
⇒MSO250630 映画「ドラゴン・ハート」からの学びと真理の学び方③
⇒MSO250701 映画「ドラゴン・ハート」からの学びと真理の学び方④
⇒MSO250702 映画「ドラゴン・ハート」からの学びと真理の学び方⑤

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「奇跡物語」

第一篇 『鋼鉄の法』篇(火と水の試練) 
[宇宙戦争編]:コロナパンデミックが起き、米中戦争が始まる。
[心の法則編]:天上界からのインスピレーションを受けたサトルは絶対幸福の境地をかいま見るようになる。
[投資編]:経済崩壊のなかで、株価の下落を見込んだサトルに対し、実際の市場はバブルを形成し、サトルの投資成績はマイナスに終わった。

さとるの受けているどのインスピレーションが「高次元の世界から来ているのか」、「表の世界から来ているのか」、「裏の世界から来ているのか」、はたまた「闇の世界の影響もうけているのか」、そして「ほんとうに人類の救済ができるのか」、その結果は第二篇以降で次第に明らかになってくる(と思われる)。

第二篇 『秘密の法』篇(宇宙戦争の真実)
ユートピア建設に向けて、「絶対幸福の境地」と「1億円の資金作り」を目指すサトルは、「心のなかの宇宙戦争」を経験し、『秘密の法』に説かれている教えを実践して、自分の「常識」を変え、世界を、より美しく、喜びに満ちたものにすることができた。そして、自分の人生の目的と人生計画を確信した。
「奇跡物語」第二篇はその実践記である。

第三篇 『エロ―ヒムの降臨』篇(新しい経済学の創造)
ハルマゲドンの危機は、徐々に一人ひとりの生活にまで迫ってくるようになった。バブルの大崩壊、世界的な食糧危機、戦争の危機、金融崩壊は避けられないものとなった。そして、日本においては国家の財政破綻も間近に迫っている。
そんななかで、さとるたちは新しい経済学を打ち立て、善人がサバイバルをして新しい文明をつくる道を探る。

第四篇 『太陽の法』篇(太陽が昇る時)
ロシアのウクライナ侵攻が始まり、世界経済は記録的なインフレとなりバブルは崩壊をはじめ、スタグフレーションの道を歩み始めた。
さとるたちは、「たとえ空に雲海がひろがっても、その上に太陽が輝いていること」を世界の人々に知らしめる。

公開済みの記事をご覧になりたい方は、
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